今朝は「だるま朝日」が登場 海から昇る太陽が不思議な姿に

2026-06-11 07:30 ウェザーニュース

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今日11日(木)は、岩手県や富山県の一部の海岸で、海から昇る太陽が海面付近でくびれたような姿となる「だるま朝日」が見られました。

だるま朝日は、日の出や日没のわずかな時間に見られる珍しい現象です。太陽の下側が膨らみ、だるまのような形に見えることから、この名前で呼ばれています。
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だるま朝日が見える原理

今回見られた「だるま朝日」は、太陽の光が屈折することで発生する蜃気楼の一種で、「下位蜃気楼」と呼ばれる現象によるものです。

通常、光はまっすぐ進みますが、温度や密度の異なる空気の層を通ると進む向きが変化します。海面付近で冷たい空気と暖かい海水との温度差が大きくなると、太陽の光が曲げられ、本来の太陽の下側に虚像が現れます。

その結果、太陽が上下に引き伸ばされたように見え、だるまのような独特の形となります。見られる時間は数分程度しかなく、条件がそろった時だけの貴重な光景です。
だるま朝日は、冷たい空気と暖かい海面付近の空気との温度差によって発生しやすい現象です。空気は冷えやすく、海水は冷えにくい性質があるため、こうした温度差は秋から冬、春先にかけて大きくなりやすくなります。そのため、だるま朝日は本来、秋から春にかけて見られることが多い現象として知られています。

今回は6月にもかかわらず、朝の冷え込みによって海面付近との温度差が大きくなったことで、季節外れのだるま朝日が見られたと考えられます。
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昼間は西日本ほど季節先取りの暑さ

今日11日(木)は昨日より気温の上がる所が多くなる見込みです。朝は涼しく感じられても、昼間は気温がグッと上昇します。

特に西日本では、30℃前後まで気温が上がり季節先取りの暑さが予想されているところもあります。半袖が活躍する一方で、朝晩との気温差に備えて薄手の上着があると安心です。

まだ体が暑さに慣れていない時期です。こまめな水分補給を心がけ、熱中症対策を忘れずに行ってください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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