雨の時期の始まりを告げる雑節「入梅」 この時期におすすめの食べ物は?
梅の実が熟す頃に始まる「入梅」
旧暦では入梅の日をどのように定めているのですか。
「二十四節気の一つに穀物の種をまく頃という意味の『芒種(ぼうしゅ)』が6月6日頃にあります。その直後の『壬(みずのえ=水の兄)』の日を入梅としました。太陽が黄経(おうけい)80°に達した時で、新暦では6月11日前後にあたります。
梅雨明けは『小暑(しょうしょ=7月7日頃)』直後の壬の日と定められていますが、もちろん実際の梅雨入りはその年の天候次第で変動します」(北野さん)
「二十四節気の一つに穀物の種をまく頃という意味の『芒種(ぼうしゅ)』が6月6日頃にあります。その直後の『壬(みずのえ=水の兄)』の日を入梅としました。太陽が黄経(おうけい)80°に達した時で、新暦では6月11日前後にあたります。
梅雨明けは『小暑(しょうしょ=7月7日頃)』直後の壬の日と定められていますが、もちろん実際の梅雨入りはその年の天候次第で変動します」(北野さん)
入梅の頃に旬を迎える食材は?
入梅の“行事食”といえる食べ物はありますか。
「入梅は行事ではないので、特別な祝い事に供される行事食といえるものは存在しません。ただし、入梅の頃に“梅雨の水を飲んで美味しくなる”といわれる食材が、いくつかあります。
その代表として大阪や京都など、関西地方で夏の食材として親しまれている鱧(ハモ)があります。鱧は梅雨の時季に産卵期を迎えるため、脂がのり始めて身も柔らかくなるからです」(北野さん)
「入梅は行事ではないので、特別な祝い事に供される行事食といえるものは存在しません。ただし、入梅の頃に“梅雨の水を飲んで美味しくなる”といわれる食材が、いくつかあります。
その代表として大阪や京都など、関西地方で夏の食材として親しまれている鱧(ハモ)があります。鱧は梅雨の時季に産卵期を迎えるため、脂がのり始めて身も柔らかくなるからです」(北野さん)
山葵や青紫蘇、生姜もおすすめ
これら毒消しと呼ばれる食べ物は、解毒、殺菌、防腐、食欲増進、消化促進、整腸などの頼もしい味方になってくれました。
さらにこれらの食材は、ちょうど梅雨の時季を含む初夏から夏に、旬を迎えるものが多いのです」(北野さん)
さらにこれらの食材は、ちょうど梅雨の時季を含む初夏から夏に、旬を迎えるものが多いのです」(北野さん)
北野さんも幼い頃、梅雨どきにお母さまから、刺身には山葵や青紫蘇、寿司には新生姜の酢漬けを添えて「毒消しに食べときや(食べておきなさいね)」と必ず言われていたそうです。
旬の魚や毒消しの薬味、爽やかな梅の味わいで、ジメジメした梅雨どきを美味しく快適に過ごしていきましょう。
各地の梅雨入り 梅雨明け
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