海上気象ニュース
ホルムズ海峡 AISデータが映す、封鎖前後の船舶の航路変化
海域ごとの変化と“二極化”
代替航路の活発化
北太平洋(日付変更線付近)では、アジア〜北米間の大型LPG船や原油タンカーが増加しています。
紅海沿岸のヤンブー周辺では、ホルムズ海峡を経由しない輸出拠点としての役割が強まり、船舶数は660隻から990隻へと増加しました。
喜望峰海域では、封鎖前から20%(1,100隻から封鎖後1,320隻)も増加しました。
また、喜望峰海域でも封鎖前と比べて20%(1,100隻→1,320隻)増加しています。インド洋南部を含め、喜望峰経由のルート全体で通航量が増加しており、長距離の迂回航路が現実的な選択肢となりつつあります。
紅海沿岸のヤンブー周辺では、ホルムズ海峡を経由しない輸出拠点としての役割が強まり、船舶数は660隻から990隻へと増加しました。
喜望峰海域では、封鎖前から20%(1,100隻から封鎖後1,320隻)も増加しました。
また、喜望峰海域でも封鎖前と比べて20%(1,100隻→1,320隻)増加しています。インド洋南部を含め、喜望峰経由のルート全体で通航量が増加しており、長距離の迂回航路が現実的な選択肢となりつつあります。
長距離化で増すコストと気象リスク
喜望峰経由は、スエズ運河やホルムズ海峡を回避するルートとなり、中東〜アジア間で約6,000〜8,000海里の距離増につながります。これにより輸送コストや日数の増加は避けられません。
加えて、気象面のリスクも無視できません。南半球の冬季(6月から8月)に向かうこれからの時期、喜望峰周辺は偏西風の影響で強風・高波(8〜12m以上)や濃霧が発生しやすく、世界有数の荒天海域となります。緊急避難できる港が限られている点も、航行上のリスクを高める要因です。
加えて、気象面のリスクも無視できません。南半球の冬季(6月から8月)に向かうこれからの時期、喜望峰周辺は偏西風の影響で強風・高波(8〜12m以上)や濃霧が発生しやすく、世界有数の荒天海域となります。緊急避難できる港が限られている点も、航行上のリスクを高める要因です。
今後の注目は
ホルムズ海峡を巡っては各国による安全確保の動きも見られますが、航路の再編が長期化する可能性もあります。こうした「大迂回」が輸送や海上の安全、さらに気象リスクにどのような影響を及ぼすかが今後の注目点です。
ウェザーニューズでは、AISデータと気象データを組み合わせた航路リスクの分析を引き続き提供していきます。
航海気象 関連記事(英語)「Hormuz Gridlock: AIS Data Reveals a Global Shift in Energy Transport」
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出典
※AISによる船舶動静の分析:Kpler社が提供するMarine Trafficデータをもとに作成
※対象船種はタンカー船全船、入港判定はAIS速力が1kts以上から1kts未満へと変化した様子、出港判定はAIS速力 1kts未満から1kts以上で判定しています。錨地や沖待ちが入出港カウントに含まれている可能性があります。
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