国内:奄美大島北東沖のM5.2で震度3

4日(火)4時15分頃、奄美大島北東沖を震源とするマグニチュード5.2、深さ83kmと推定される地震が発生しました。この地震で十島村悪石島で最大震度3、奄美市、瀬戸内町、喜界町、十島村・中之島などで震度2を観測しています。
奄美大島北東沖を震源とする震度3以上の地震は昨年11月以来で、地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
今回の震源付近はフィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込んでいて、規模の大きな地震がしばしば起きている領域です。震度3以上の地震は今回の地震をのぞくと最近10年で5回発生し、2009年にはマグニチュード6.8、最大震度4の地震がありました。
奄美大島近海を含んだ領域ではマグニチュード7クラスの地震が発生した記録もあり、大きな地震による強い揺れや津波への注意が必要です。
奄美大島北東沖を震源とする震度3以上の地震は昨年11月以来で、地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
今回の震源付近はフィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込んでいて、規模の大きな地震がしばしば起きている領域です。震度3以上の地震は今回の地震をのぞくと最近10年で5回発生し、2009年にはマグニチュード6.8、最大震度4の地震がありました。
奄美大島近海を含んだ領域ではマグニチュード7クラスの地震が発生した記録もあり、大きな地震による強い揺れや津波への注意が必要です。
世界:ギリシャで群発地震 大地震や火山活動の懸念

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は2回発生しています。最も大きな地震はカリブ海で発生したマグニチュード7.6です。また、ギリシャでは群発地震が発生しています。
エーゲ海の有名な観光地として知られるギリシャのサントリーニ島近海では1月下旬から地震活動が活発になり、2月に入り規模の大きな地震が増えてきました。
日本時間の4日(火)夜には一連の活動で最大規模のマグニチュード5.3の地震が発生し、マグニチュード5以上の地震が5回観測されています。スペインの機関による解析では7000回以上の地震が発生したとのことです。
サントリーニ島は過去の火山噴火によって形成されたカルデラ地形の一部です。地震活動が活発になっている島の北東側にはコロンボ岩礁と呼ばれる海底火山が知られています。
また、アフリカプレートとエーゲ海プレートの境界近くであるため、過去には規模の大きな地震が発生した記録もあり、1956年のマグニチュード7.7の大地震ではサントリーニ島などは大きな被害を受けました。
ギリシャ政府はサントリーニ島に対し非常事態宣言を出し、多くの住民が島から避難をしています。
今後、火山活動や大きな地震につながるのか、このまま終息するのかは現時点でははっきりしません。今度の動向が注目されます。
エーゲ海の有名な観光地として知られるギリシャのサントリーニ島近海では1月下旬から地震活動が活発になり、2月に入り規模の大きな地震が増えてきました。
日本時間の4日(火)夜には一連の活動で最大規模のマグニチュード5.3の地震が発生し、マグニチュード5以上の地震が5回観測されています。スペインの機関による解析では7000回以上の地震が発生したとのことです。
サントリーニ島は過去の火山噴火によって形成されたカルデラ地形の一部です。地震活動が活発になっている島の北東側にはコロンボ岩礁と呼ばれる海底火山が知られています。
また、アフリカプレートとエーゲ海プレートの境界近くであるため、過去には規模の大きな地震が発生した記録もあり、1956年のマグニチュード7.7の大地震ではサントリーニ島などは大きな被害を受けました。
ギリシャ政府はサントリーニ島に対し非常事態宣言を出し、多くの住民が島から避難をしています。
今後、火山活動や大きな地震につながるのか、このまま終息するのかは現時点でははっきりしません。今度の動向が注目されます。
世界:カリブ海でM7.6 プレート境界で発生

日本時間の9日(日)朝、カリブ海を震源とするマグニチュード7.6、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
震源が陸地から離れているため、大きな揺れに見舞われた地域はないとみられます。ただ、海底の浅い震源で規模が大きいことから、カリブ海沿岸の各国を中心に津波注意報が発表されました。横ずれ型の地震で津波は発生しにくいタイプではあるものの、念のため注意が必要です。
今回の震源はカリブプレートと北アメリカプレートの境界にあたります。トランスフォーム断層が卓越し、この付近で起きる規模の大きな地震は大半が横ずれ型です。すぐ西側の領域では2018年にマグニチュード7.5とほぼ同規模の地震がありました。
震源が陸地から離れているため、大きな揺れに見舞われた地域はないとみられます。ただ、海底の浅い震源で規模が大きいことから、カリブ海沿岸の各国を中心に津波注意報が発表されました。横ずれ型の地震で津波は発生しにくいタイプではあるものの、念のため注意が必要です。
今回の震源はカリブプレートと北アメリカプレートの境界にあたります。トランスフォーム断層が卓越し、この付近で起きる規模の大きな地震は大半が横ずれ型です。すぐ西側の領域では2018年にマグニチュード7.5とほぼ同規模の地震がありました。
出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。