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九州や山陰の空に逆さ虹
環天頂アークが出現

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2024/12/13 09:23 ウェザーニュース

今日13日(金)の朝は九州や中国・四国で晴れている所が多くなっています。日本海側では薄い雲が広がり、空の高い所に逆さ虹とも呼ばれる環天頂アークが出現しました。
【写真】各地で出現した環天頂アーク

午後はにわか雨 夜遅くほど強まるおそれも

環天頂アークは、上空の薄雲を構成する氷の粒が太陽の光を屈折させることで見られる現象です。太陽の中心から上方46度前後の空の高い所に出現します。太陽高度が22度前後の時に最もはっきり現れるため、日の出の2時間後や日没の2時間前が見えやすい時間帯です。

今は晴れている山陰や九州ですが、午後は上空の気圧の谷の接近に伴って雨雲が発生しやすくなり、にわか雨の可能性があります。また、夜遅い時間ほどJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が明瞭になって、山陰に活発な雨雲がかかる見込みです。

雷や霰(あられ)を伴って雨や雪が強く降るおそれもありますので、今夜は早めの帰宅が安心です。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
なんでたろうさん