上空は30〜40m/sの強風
各地に荒天をもたらした低気圧や前線が東に離れ、富士山周辺は天気が回復しています。上空は強い西寄りの風が吹いていて、富士山頂に近い高さでは30〜40m/sの強風です。
この風によって富士山付近では笠雲が形成されています。山頂付近を覆うような笠雲と違い、今日は少し離れた所に現れました。「はなれ笠」と呼ばれ、この雲が出現したときは翌日も晴れることが多いと言われています。実際の予報でも明日28日(木)は大きな天気の崩れがなく、晴天が続く見通しです。
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この風によって富士山付近では笠雲が形成されています。山頂付近を覆うような笠雲と違い、今日は少し離れた所に現れました。「はなれ笠」と呼ばれ、この雲が出現したときは翌日も晴れることが多いと言われています。実際の予報でも明日28日(木)は大きな天気の崩れがなく、晴天が続く見通しです。
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笠雲とは
笠雲は富士山のような独立峰の山頂付近に現れる雲です。山が笠を被っているように見えることから笠雲と呼ばれます。
・上空の風が強い
・湿った空気が存在する
という気象条件の時に発生しやすくなります。
強い風が山にぶつかると両側や上方に風の流れが変わります。湿った空気が山にぶつかって持ち上げられると膨張して冷えることで雲ができ、山頂の風下側では再び空気が下ることで空気が暖まって雲が消える、という原理で山頂付近にだけ雲ができるのです。
時間が経過しても空気の流れは急には変化せず、風が上昇する過程で雲ができて、風が下降する過程で雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、同じ場所で雲が止まって見えるのです。
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・上空の風が強い
・湿った空気が存在する
という気象条件の時に発生しやすくなります。
強い風が山にぶつかると両側や上方に風の流れが変わります。湿った空気が山にぶつかって持ち上げられると膨張して冷えることで雲ができ、山頂の風下側では再び空気が下ることで空気が暖まって雲が消える、という原理で山頂付近にだけ雲ができるのです。
時間が経過しても空気の流れは急には変化せず、風が上昇する過程で雲ができて、風が下降する過程で雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、同じ場所で雲が止まって見えるのです。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)LuLuさん