台風25号(ウサギ)は台湾の南を北上中　沖縄は間接的な影響で荒天のおそれ

台湾の南からどう進むかはまだ不確実

台風25号はフィリピンと台湾の間にあるバシー海峡に進んできました。今後も北上した後、台湾の南から西に進んで南シナ海方面に進むか、東に転向して沖縄方面に進むかはまだ不確実性があり、16日(土)以降の予報円は引き続き大きくなっています。

最新の予報では、台湾の南で速度を落として勢力を弱めながら沖縄方面に進み、18日(月)頃に先島諸島の南で熱帯低気圧に変わる見通しになっています。沖縄には勢力を落としながら接近することになりますが、台風周辺の湿った空気の影響で16日(土)〜18日(月)を中心に雨の強まるおそれがあります。強風や高波、うねりにも注意が必要です。沖縄ではこまめに最新の情報を確認し、台風対策を行うようにしてください。
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台風24号も非常に強い勢力でフィリピンを通過する予想

▼台風24号　11月15日(金) 3時
　中心位置　　　フィリピンの東
　大きさ階級　　／／
　強さ階級　　　／／
　移動　　　　　西　30 km/h
　中心気圧　　　990 hPa
　最大風速　　　30 m/s (中心付近)
　最大瞬間風速　45 m/s

台風24号は、このあとも西寄りに進む予想となっています。今後は急速に発達して明日16日(土)には非常に強い勢力になり、明後日17日(日)にフィリピンを通過する見込みです。フィリピンではここ最近連続して台風が通過していて、被害の拡大が懸念されます。
» 台風24号の進路予想

また、台風23号は今朝3時に南シナ海で熱帯低気圧に変わりました。

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風24号の名前「マンニィ（Man-yi/萬宜）」は香港が提案した名称で、現在は貯水池となっている海峡の名前からとられています。

台風25号の名前「ウサギ（Usagi）」は日本が提案した名称で、うさぎ座・兎が由来です。
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