高さによる風の差により出現か
千葉県我孫子市でみられた雲は、くるくるとロール状になっています。
今日の関東上空は地上に比較的近い所で弱い東寄りの風が吹いている一方で、上空1000m付近はやや強い南西の風が吹いていて、高度による風の流れに大きな違いがある状況です。ロール状の雲はこの境界付近に発生しているとみられます。
性質の違う空気の接する面ではゆらぎが発生するため、その振動が可視化されているといえます。我孫子市よりも雲が多い地域では波状雲の現れている所もあり、こちらも同じ要因です。
今朝は東海沖にシアーライン(風の流れが変化する境界線)があり、その東側の湿った空気の影響で関東では雲の広がっている所があります。今後はシアーラインの接近に伴い雲が厚みを増し、にわか雨の可能性がありますので、午後にかけても空の変化に注目してみてください。
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今日の関東上空は地上に比較的近い所で弱い東寄りの風が吹いている一方で、上空1000m付近はやや強い南西の風が吹いていて、高度による風の流れに大きな違いがある状況です。ロール状の雲はこの境界付近に発生しているとみられます。
性質の違う空気の接する面ではゆらぎが発生するため、その振動が可視化されているといえます。我孫子市よりも雲が多い地域では波状雲の現れている所もあり、こちらも同じ要因です。
今朝は東海沖にシアーライン(風の流れが変化する境界線)があり、その東側の湿った空気の影響で関東では雲の広がっている所があります。今後はシアーラインの接近に伴い雲が厚みを増し、にわか雨の可能性がありますので、午後にかけても空の変化に注目してみてください。
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