山梨県側は降水量が少なかった
富士山頂ではおとといから氷点下の気温が続き、今朝7時に−9.4℃まで下がりました。
昨夜から今朝にかけては弱い降水があったために山頂付近では雪が降ったとみられます。今朝は静岡県側では晴れて雪化粧した富士山の姿が見られていました。
一方、山梨県側は雲の多い天気で、甲府地方気象台から「初冠雪」の発表はありません。昨日の降水は静岡県側が中心ということもあり、甲府から積雪が見えるかは微妙な状況のようです。
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昨夜から今朝にかけては弱い降水があったために山頂付近では雪が降ったとみられます。今朝は静岡県側では晴れて雪化粧した富士山の姿が見られていました。
一方、山梨県側は雲の多い天気で、甲府地方気象台から「初冠雪」の発表はありません。昨日の降水は静岡県側が中心ということもあり、甲府から積雪が見えるかは微妙な状況のようです。
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観測史上最も遅い記録を更新中
これまでの富士山での最も遅い初冠雪の記録は2016年の10月26日で、今年はこれを大幅に更新中です。
▼ここ数年の富士山の初冠雪
2024年
2023年 10月5日
2022年 9月30日
2021年 9月26日
今秋は雪が積もるほどのまとまった降水と気温の低下のタイミングが合わずに、なかなか冠雪となっていません。
低気圧や前線の通過時は、上空が暖かな空気に覆われたため、富士山頂では雪ではなく雨となったことが続きました。
冬型の気圧配置となったタイミングで北海道〜東北南部の山々で雪が積もりましたが、富士山では記録的に初冠雪が遅れています。
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▼ここ数年の富士山の初冠雪
2024年
2023年 10月5日
2022年 9月30日
2021年 9月26日
今秋は雪が積もるほどのまとまった降水と気温の低下のタイミングが合わずに、なかなか冠雪となっていません。
低気圧や前線の通過時は、上空が暖かな空気に覆われたため、富士山頂では雪ではなく雨となったことが続きました。
冬型の気圧配置となったタイミングで北海道〜東北南部の山々で雪が積もりましたが、富士山では記録的に初冠雪が遅れています。
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富士山初冠雪の定義
初冠雪とは、その年の「最高気温日」を観測して以降に、「山の全部または一部が、雪または白色に見える固形降水(雹など)で覆われている状態を下から初めて望観できたとき」を指します。
富士山の初冠雪を観測、発表するのは甲府地方気象台です。たとえば富士山の麓や静岡県側から雪化粧が見えたとしても、山梨県甲府市にある甲府地方気象台から富士山の冠雪の様子が見えないときには初冠雪は発表されません。
以前は河口湖測候所も同様に観測、発表をしていましたが、2003年9月に河口湖測候所の有人化業務が終了した以降は甲府地方気象台に一元化されています。
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富士山の初冠雪を観測、発表するのは甲府地方気象台です。たとえば富士山の麓や静岡県側から雪化粧が見えたとしても、山梨県甲府市にある甲府地方気象台から富士山の冠雪の様子が見えないときには初冠雪は発表されません。
以前は河口湖測候所も同様に観測、発表をしていましたが、2003年9月に河口湖測候所の有人化業務が終了した以降は甲府地方気象台に一元化されています。
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