山口県 仁保川が氾濫のおそれ 警戒レベル4相当の氾濫危険情報発表
2024/11/02 08:56 ウェザーニュース
大雨の影響で山口県を流れる椹野川水系仁保川が増水し、8時35分に氾濫危険情報(警戒レベル4相当)が発表されました。
仁保川の御堀橋水位観測所(山口市)では、「氾濫危険水位」に到達しました。仁保川では堤防決壊等による氾濫のおそれがあり、山口市では浸水するおそれがあります。
川の様子を見に行くのは危険ですので厳禁です。浸水しにくい上の階に移動するなど、身の安全を確保して過ごすようにしてください。
» 雨雲レーダー
雨量かさむ 土砂災害にも警戒を
河川には近寄らないで
山口県では激しい雨が降り、多いところでは3時間で100mm近い雨が降っています。周辺では土砂災害や河川の氾濫が発生するおそれが急激に高まっています。
雨が弱まったあとも川の水位はさらに上昇するおそれがあるため、状況が気になっても川の様子を見に行かないでください。川の様子はウェザーニュースアプリのレーダータブ「河川」モードからライブカメラで確認出来ます。
» 河川水位・ライブカメラ
線状降水帯による大雨が続く
大分県では線状降水帯が解析されていて、多いところで1時間に110mmの猛烈な雨が降っています。今日午前中は、断続的に激しい雨が続く可能性があります。
この先、雨が弱まっても、数時間以上は水位の高い状況が続くため、様子が気になっても見に行ったりしないようにしてください。また、支流の河川でも排水ができずに増水や氾濫が発生するおそれがあるため、大きな川から離れた場所でも警戒が必要です。
自治体からの避難指示等に従い、浸水想定区域などにお住まいの方はレベル5を待たずに安全な場所へ避難をするようにしてください。避難所までの経路の安全が確実でない場合は、自宅の中で斜面から離れた上の階で身の安全の確保をしてください。
雨が弱まったあとも川の水位は上昇するおそれがありますので、状況が気になっても川の様子を見に行ったりしないようにしてください。