国内:和歌山県北部の浅い震源で地震多発
23日(水)7時08分頃、和歌山県北部を震源とするマグニチュード4.0、深さ5kmと推定される地震が発生しました。
この地震で和歌山県和歌山市と紀の川市で最大震度3を観測しています。和歌山県北部を震源とする震度3以上の地震は今年2月以来です。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
震度3の地震が起きた後、夜にかけて断続的に地震が発生し、1日で9回の有感地震を観測しました。
今回の震源周辺では知られている活断層はないものの、フィリピン海プレートの沈み込む角度の違いや地質の影響などで、地震活動が活発な地域です。マグニチュード5前後が頻繁に発生し、今回の地震のように震源の深さが10km未満と非常に浅いため、揺れが大きくなることがあります。
最近では2021年の2月から3月にかけて50回近い有感地震が発生しました。同年の3月15日にはマグニチュード4.6、最大震度5弱の地震が起きています。
この地震で和歌山県和歌山市と紀の川市で最大震度3を観測しています。和歌山県北部を震源とする震度3以上の地震は今年2月以来です。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
震度3の地震が起きた後、夜にかけて断続的に地震が発生し、1日で9回の有感地震を観測しました。
今回の震源周辺では知られている活断層はないものの、フィリピン海プレートの沈み込む角度の違いや地質の影響などで、地震活動が活発な地域です。マグニチュード5前後が頻繁に発生し、今回の地震のように震源の深さが10km未満と非常に浅いため、揺れが大きくなることがあります。
最近では2021年の2月から3月にかけて50回近い有感地震が発生しました。同年の3月15日にはマグニチュード4.6、最大震度5弱の地震が起きています。
国内:岐阜県美濃中西部で震度3
21日(月)15時19分頃、岐阜県美濃中西部を震源とするマグニチュード3.8、深さ17kmと推定される地震が発生しました。
この地震で愛知県一宮市で最大震度3、愛知県西部や岐阜県美濃地方で震度2を観測しています。岐阜県美濃中西部が震源の震度3以上の地震は今年3月以来です。
岐阜県には多くの活断層が分布しています。県の南西部には養老−桑名−四日市断層帯が伸びていますが、今回の震源は断層帯から若干離れています。
この地震で愛知県一宮市で最大震度3、愛知県西部や岐阜県美濃地方で震度2を観測しています。岐阜県美濃中西部が震源の震度3以上の地震は今年3月以来です。
岐阜県には多くの活断層が分布しています。県の南西部には養老−桑名−四日市断層帯が伸びていますが、今回の震源は断層帯から若干離れています。
世界:カムチャッカ半島の南でM6.2の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は1回発生しています。最も大きな地震はカムチャッカ半島の南で発生したマグニチュード6.2です。
日本時間の23日(水)深夜、カムチャッカ半島の南の海域を震源とするマグニチュード6.2、深さ約49kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
カムチャッカ半島の南から千島列島にかけては太平洋プレートが北米プレートに沈み込むことで地震が多い領域です。2020年には今回の震源の近くでマグニチュード7.5が発生しました。この地震では千島列島で最大0.5mの津波を観測しています。
日本時間の23日(水)深夜、カムチャッカ半島の南の海域を震源とするマグニチュード6.2、深さ約49kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
カムチャッカ半島の南から千島列島にかけては太平洋プレートが北米プレートに沈み込むことで地震が多い領域です。2020年には今回の震源の近くでマグニチュード7.5が発生しました。この地震では千島列島で最大0.5mの津波を観測しています。
出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。