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北海道・稚内で初雪を観測 全国の気象台で今季初の観測

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2024/10/19 19:40 ウェザーニュース

今日10月19日(土)、北海道の稚内で初雪を観測しました。全国の気象台で今季初めての観測です。

北海道は低気圧や寒冷前線が通過したあと、前線の後面に控えていた寒気が流れ込み始めています。明日20日(日)朝にかけて、北海道の日本海側の地域では平地を含めて雪になる可能性があり、山沿いでは朝の路面凍結に注意が必要です。
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平年と同日、昨年より早い初雪

北海道では前線が通過したあと冬型の気圧配置となり、強い寒気が流れ込んで気温が低下しています。稚内の気温は5時の時点で17.4℃でしたが、19時で3.7℃まで低下しています。

全国の気象台では今季初の初雪の観測です。

▼初雪の観測
稚内地方気象台 10月19日(土)観測
 平年と同日で、昨季より22日早い

今夜遅くには上空1500m付近で−6℃以下という、平地で雪の降る目安とされる寒気が北海道を覆う予想です。明日の朝にかけて日本海側の地域では平地を含めて雪になり、その他の地域でも初雪が観測される可能性があります。この時期としては強い寒気の影響で大気の状態が不安定になるため、霰(あられ)や突風にも注意が必要です。

峠道など標高の高い所では、路面にしっかりと雪が積もるおそれがあります。車での移動はスタッドレスタイヤ・雪用ワイパー・解氷スプレー等の装備が欠かせません。風も強く視界が悪くなる可能性があるため、運転はいつも以上に慎重にお願いします。

寒気の強い状態は長続きせず、明日の午後には徐々に天気が回復に向かう見込みです。
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