現地の夜間にフロリダ半島を横断
メキシコ湾西部で発生したハリケーンMiltonは、日本時間の8日(火)9時には中心気圧897hPa、1分間平均最大風速80m/sのカテゴリー5の勢力になりました。メキシコ湾・大西洋エリアのハリケーンとしては過去5番目の記録的な強さです。
その後はメキシコのユカタン半島に近づいたことや壁雲の世代交代の影響で一旦はカテゴリー4に弱まりましたが、9日(水)には再発達しカテゴリー5になりました。
その後、上空の風の流れなどの影響で勢力を落とし、10日(木)9時現在は中心気圧954hPa、1分間平均最大風速54m/sのカテゴリー3の勢力となっています。日本での台風の階級に換算すると、概ね「非常に強い台風」に相当し、日本でも数えるほどしか上陸経験のないクラスといえます。
このあと現地時間の9日(水)夜間にタンパ湾のすぐ南に上陸し、フロリダ半島を横断して、現地の10日(木)には大西洋に抜ける見込みです。その後は勢力を落として温帯低気圧に変わる予想です。
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その後はメキシコのユカタン半島に近づいたことや壁雲の世代交代の影響で一旦はカテゴリー4に弱まりましたが、9日(水)には再発達しカテゴリー5になりました。
その後、上空の風の流れなどの影響で勢力を落とし、10日(木)9時現在は中心気圧954hPa、1分間平均最大風速54m/sのカテゴリー3の勢力となっています。日本での台風の階級に換算すると、概ね「非常に強い台風」に相当し、日本でも数えるほどしか上陸経験のないクラスといえます。
このあと現地時間の9日(水)夜間にタンパ湾のすぐ南に上陸し、フロリダ半島を横断して、現地の10日(木)には大西洋に抜ける見込みです。その後は勢力を落として温帯低気圧に変わる予想です。
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既に43m/sの暴風を観測
ハリケーンの上陸前から、ハリケーン本体の活発な雲がフロリダ州にかかっています。特に中心の東側から北側で非常に雨雲が発達しています。フロリダ州のサラソータ・ブレーデントン国際空港での観測では、最大瞬間風速43m/sが観測されています。
米国・国立ハリケーンセンター(NHC)では、高潮による浸水、暴風、大雨による洪水などに対して厳重な警戒を呼びかけています。
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