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9月の満月「ハーベストムーン」が夜空に昇る

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2024/09/18 20:15 ウェザーニュース

今日9月18日(水)は満月です。9月の満月はアメリカの農事暦で「ハーベストムーン」とも呼ばれます。

今夜は北海道ほど晴れて、お月様が綺麗に見られています。また、東海や西日本では雲が広がっているエリアもありますが、満月を見られている所もあります。晴れていたら、ぜひお月見をお楽しみください。
〔写真〕各地から届いたハーベストムーン

満月と岐阜城のコラボを配信


ウェザーニュースでは、岐阜城と満月の共演をライブ配信しました!動画から、その瞬間をぜひをお楽しみください。

9月の満月、英語で”Harvest Moon”

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農事暦における満月の呼び方
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは9月の満月を「ハーベストムーン(Hervest Moon/収穫月)」と呼ぶようです。

農産物を収穫する秋にちなんで、この名前がつけられたと言われています。同じまるい月でも、季節感が感じられますね。
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現象のおさらい 満月とは

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太陽、月、地球の位置関係
満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。

地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。

この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
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地球の裏側で部分月食


今日は日本時間の昼前後に「部分月食」が起こりました。部分月食は太陽に照らされた地球の影が月に重なり、月の一部が欠けて見える現象です。

今回の月食は南北アメリカやヨーロッパ、アフリカなどで起こりました。月食が起こる時間が昼間にあたり、月と反対側を向いている日本では今回の月食は見られませんでした。

ウェザーニュースでは海外のライブカメラ映像で部分月食の様子を生中継でお届けしました。中継映像から、月の欠けていく様子をぜひお楽しみください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) 必撮仕事人さん

出典・参考など
The Old Farmers' Almanac
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/