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EcoFlowのポータブル電源に注目! 停電時に役立つ「第3の備蓄」とはPR

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2024/09/01 10:00 ウェザーニュース

9月1日は「防災の日」。1923(大正12)年に発生した関東大震災は、東京都・神奈川県を中心に甚大な被害をもたらし、日本の防災対策を大きく見直すきっかけとなりました。自然災害の多い日本で決して忘れてはならない日です。

毎年、9月1日に非常用持ち出し袋など備蓄の交換や、避難経路の確認など行っている人も多いのではないでしょうか。しかし、防災グッズや防災知識も進化しており、定期的なアップデートが推奨されています。

防災士で自然災害の現場にも詳しい災害危機管理アドバイザーの和田隆昌さんと、お笑いタレントでアウトドアの達人・じゅんいちダビッドソンさんに、ウェザーニュースキャスターの山岸愛梨さんが加わり、普段からできる非常時の備えについて考えてみました。

あって当然の電気がなくなったら!?

(山岸)
普段当たり前のように電気を使う生活をしていますが、地震や台風などで停電は度々起こります。これまでに電気を使えなかった経験はありますか。

(和田)
強風の発生による影響で、電柱が倒れて地区全体が真っ暗になった経験があります。

大きな災害が起きると、そこでは街全体が大停電に見舞われるケースがあります。僕はこれまで大きな災害が発生するたびに、被災地へ調査に訪れていますが、それまでの日常とはまったくかけ離れた世界に一変します。
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災害危機管理アドバイザーの和田隆昌さん
(じゅんいち)
キャンプでは電気は全くありませんが、それは初めから求めて電気のないところに行っていますね。あとは、芸人なので若い頃にいた安アパートでは頻繁に電気が止まっていました。電気と水道とガスが同時に止まったこともあります(笑)。

(山岸)
ええっ、それはどうやって乗り越えたのですか。

(じゅんいち)
たまたまろうそくがあったので、ろうそくの灯で本を読んでいました。共同のシャワーがあるアパートだったので、バケツで水をくんできてトイレを流していました。

(山岸)
では、電気のない生活には相当慣れてらっしゃると。

(じゅんいち)
慣れているというか、若い頃にやらざるをえない時期がありました。
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お笑いタレントでアウトドアの達人・じゅんいちダビッドソンさん

電気のない生活で問題になること、不便に感じること

(山岸)
電気が止まってしまうと生活のあらゆる面で不便が生じます。これまでも大きな災害のたびに大規模な停電が発生して、長期間続くことはたびたびありました。どんな問題が起こるのでしょうか。

(和田)
地域全体が停電してしまうと、体験したことのない真の闇になります。何も見えない状況では、地震でガラスが割れたりしていると避難の際に足をケガしてしまうケースもあります。また、停電が長期にわたり明かりが無くなると、地域の治安が悪くなることもあります。

明かりだけでなく、他にもさまざまなインフラが同時に止まってしまいます。電気はインフラ全体の基盤なのです。例えば、大停電が起きるとマンションなどの集合住宅ではエレベーターが止まり、さらには水道が止まることもあるのですが、意外と皆さんご存じないのです。

(山岸)
電気というのは、日々の生活で本当に欠かせないものですね。

キャンプなどでも電気のない状況だと思いますが、具体的にはどういったことで困るのでしょうか。
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ウェザーニュースキャスターの山岸愛梨さん
(じゅんいち)
僕らは電気のないキャンプを求めて行ったりするので、あえて電源は使わないというのはあります。ただそうではないファミリーキャンプなどで、子どもと快適に過ごすためには電源がないと困ります。

例えば明かり。電気のないキャンプを求めて行ったときは、オイルランタンで楽しみますが、子どもにオイルランタンは火傷の危険があります。どうしてもLEDランタンなどの照明をつけることになります。LEDでもある程度充電はできますが、切れたタイミングでポータブルの電源があれば、とても便利なんじゃないかと思います。

(山岸)
火を使わなくてすむのが電気のよいところですね。

(じゅんいち)
そうですね。何ならホットプレートとか使えた方がいいです。小さい子は焼きそばとか作ったら喜びますよ。それを焚き火でやるとなると、また火傷のリスクがあります。2歳児、3歳児は、何かわからないけれど”特攻”していくので危ないです。

電源があった方が安心して楽しめるシチュエーションはいくつもあります。

突然の停電に備えておきたいアイテムとは?

(山岸)
停電などのいざというときにあると安心なアイテムについて教えてください。

(和田)
今、スマートフォンは災害発生時の最大のサバイバルツールです。連絡手段としてだけでなく、情報入手の手段としても欠かせません。また明かりがないと何もできないので、懐中電灯、LEDランタンや保安灯などで明かりのアイテムを充実させておくことが大切です。

そして、それらを充電するための蓄電池も必須です。携帯可能なモバイルバッテリーも含めて、充電できるような電源を確保しておくのがすごく重要です。

(山岸)
何が起こっているのかわからない状況は危険なので、スマートフォンはとても重要ですよね。
img05(じゅんいち)
自分はキャンプをするので、キャンプ道具とは別にワンセット、避難用のアイテムをリュックに入れています。

充電済みのバッテリー系はもちろん、家庭用のガス缶でつけられるシングルバーナー、保温できるシルバーシートなど。あと浄水器も1個入れています。水から99.99%ウイルスとかを除去して、川の水が飲めるというものです。そうすると風呂の水とかも飲むことができるのです。

(山岸)
飲んでみたことはありますか。

(じゅんいち)
川の水はあります。こうして生きています、大丈夫です(笑)。

備えておきたい! 「第3の備蓄」は電源

(山岸)
元日に発生した令和6年能登半島地震でも、長期間にわたって停電が続きました。

(和田)
僕も能登半島は地震発生から少し経ってから行ったのですが、避難所で使われる電源として、エコフローのポータブル電源が各避難所に配布されて利用されたという話は聞いています(※1)。

(山岸)
避難生活では、やはりポータブル電源などが必要になってきますか。

(和田)
水や食料などの次に必要なのが電源なのです。電源があるのとないのとでは大きな違いですね。
img06(山岸)
普段の備えとして水や食べ物を考えても、なかなかポータブル電源の準備までは至らない方も多いと思います。

(和田)
そうですね。僕はセミナーなどで、こういった電源を「第3の備蓄」といって、水や食料の次に必要な備蓄だと伝えています。明かりであったり情報であったり、人間の基本的な生活に電気は関わってきます。電源があるのとないのとでは避難生活に大きな差が出てきます。

特に、夏や冬は小さいお子さんや高齢者にとって生死に関わることもあると考えています。ポータブル電源は明かりやスマホの充電だけでなく、暑さ寒さのなか、扇風機や冷風機、電気毛布なども使えるので、強い助けになります。

また、災害の種類や規模によっては、避難所よりも自宅で待機する「自宅避難」が適しているケースがありますが、電源を確保できなければ避難所への移動が避けられません。水や食料とともにポータブル電源が備わっていれば、インフラが回復するまで、日常により近い形で「自宅避難」が可能になります。

個人で備えるのに最適なのは?

(山岸)
エコフローシリーズは、さまざまな種類があり、災害時はもちろん、普段使いもできるということですが、和田さんはかなりお使いになっていると伺っています。
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左からDELTA 3 Plus、RIVER 3、DELTA 2
(和田)
ここに揃っているタイプは一通り使っていますが、それぞれ用途が異なります。

RIVER 3などのコンパクトなタイプは、明かりとかスマートフォンには使えますが大きな家電には向いていません。

DELTA 2、DELTA 3 Plusくらいのサイズになると、電子レンジや扇風機、送風機など、アウトドアで使うような小型家電は、ほぼすべて使えます。電気毛布などにも使えます。

大きなサイズのDELTA Pro 3であれば、家庭で使う家電も動かせます。

(じゅんいち)
例えば、洗濯機くらい動かせるんですか?

(山岸)
冷蔵庫も動かせる?

(和田)
多くの家電が使用可能ですが、短時間の使用となり制限がかかる場合があります。

まず、自分が使いたい家電の容量を調べて、それから合うのを選ぶというのが正しいと思います。

例えば、電子レンジは瞬間に大きな出力が必要な機種がありますが、DELTA 2、DELTA 3 Plus、DELTA Pro 3は定格出力で1500W以上を使えるような対応をしています。

持ち運び、使い勝手の良さもポイント

(山岸)
重そうですが、ちょっと動かしてみてもいいですか。

あ、キャリーバッグのように動かせます。女性でも問題なく扱えます。
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DELTA Pro 3。大きな車輪と握りやすいハンドルが備わっていて女性でも持ち運びやすい
(和田)
そうですね。DELTA 2、DELTA 3 Plusくらいのサイズなら、問題なく車の荷台にも上げられますし、RIVER 3は避難所に持って行ってもいいです。

近年ポータブル電源の進化が目覚ましく、どんどん軽くなってきています。

(山岸)
ポータブル電源が災害時に活躍してくれるのはよくわかりましたが、普段使いはいかがでしょうか。

(じゅんいち)
アウトドアで使うならRIVER 3ぐらいの大きさが持ち運びやすくていいですね。色も黒色で、邪魔しないのでいいなと思います。

(山岸)
デザインもシンプルで素敵ですよね。車にも積みやすそうですし。

(じゅんいち)
車からも充電できるんじゃないですか? 車に積んでおけば、いざっていうときに携帯だけではなくて、色々な電気を使ったりできますね。

(和田)
様々なタイプのソケットにも対応しています。通常のAC/DCコンセント対応だけでなく、車載用グッズに使用されるシガーソケット、モバイルグッズに使用されるType-A、Type-Cなどが用意されています。

僕は車と併用するんですけれど、車のバッテリーも使っていると上がってしまいますから。そのサブとして使うということであればDELTA 2がおすすめです。冷風機とか扇風機とかはもちろん、電子レンジも短い時間で使えます。

ソーラーパネルと併用でさらに安心

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220W片面ソーラーパネル。折りたたみ式で災害時やアウトドアなど様々なシーンで利用できる
(じゅんいち)
ソーラーパネルで充電できるのはいいですね。キャンプだったら、これを外に出しておいて充電しながら使えます。

(和田)
そうですね。災害時などでもポータブル電源が2台あれば、交互に充電しながら使えるので非常に使い勝手がいいと思います。

(山岸)
停電している時にソーラーパネルがあると安心ですね。

(和田)
長期停電が発生した場合を考えると、非常に安心な道具と考えていいでしょう。ちなみにエコフローのポータブル電源は3000回以上充電できるので、ソーラーパネルを併用すれば災害時だけでなく普段使いでも経済的です。

防災用品として備えたとしても、ぜひ普段から使ってほしいと思います。

僕はよく「いざというときに使えない防災用品は役に立たない」と言っています。最近は災害時のような非常時だけでなく、日常でも役立てることができる「フェーズフリー」の備え方が注目されています。

こうしたポータブル電源も日常生活のなかで使いこなせるようになり、常に充電した状態にしておくことが大切です。

(じゅんいち)
今日はいろいろ勉強になりました。

災害対策として水とか食料はもちろん、電気を貯めていくという考え方も普及してきているということを教えていただいたので、これからもアウトドアライフとともに災害に備えて真剣に考えていきたいです。

(和田)
僕もアウトドアは好きなのですが、アウトドアの道具というのはほとんどが災害時に役立つものばかりです。

じゅんいちさんや山岸さんも、ぜひポータブル電源などを使って、より楽しいアウトドアライフを送っていただき、いざという時に備えていただければと思います。

(山岸)
台風、大雨、大雪、洪水、地震、津波、火山噴火など、日本は世界のなかでも自然災害の発生しやすい国です。

いざというときにしっかり備えられているか、いま一度、見直してみてはいかがでしょうか。
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※1/七尾市、珠洲市、金沢市をはじめとする自治体や、NPO団体、現地企業に対し70台のポータブル電源、15枚のソーラーパネル、100個のモバイルバッテリーなどを提供。
img11『RIVER 3』の詳細はこちら
『DELTA 2』の詳細はこちら
『DELTA 3 Plus』の詳細はこちら
『DELTA Pro 3』の詳細はこちら

【プロフィール】

和田隆昌(わだ・たかまさ)氏

防災士、災害危機管理アドバイザー、有限会社BROADCAST代表。海・山のアウトドア雑誌の編集者を歴任。さまざまな自然災害現場を取材し、防災士の資格を取得。多くの被災地を訪れて得た知識と技術を、災害危機管理アドバイザーとして伝えている。著書に『今日から始める 生活防災 - 大災害から命と住まいを守る最新の危機管理術』(ワニブックス)ほか。

じゅんいちダビッドソン氏

ピン芸人時々村長しばしば社長。合同会社潤一所属。サッカー選手本田圭佑のネタで、R-1ぐらんぷり2015で優勝、テレビやラジオ、イベント、webなど多方面で活躍。ソロキャンプ集団「焚火会」に属し、キャンプコミュニティサロン「じゅんいちダビッドソンのキャンプ村」のオーナーを務めるなど、キャンプ好き・アウトドアの達人としても知られる。著書に「こまかいことを気にしない『へたキャン入門』」(主婦の友社) ほか。

山岸愛梨(やまぎし・あいり)氏

ウェザーニューズ気象キャスター。気象予報士・星空案内人。2008年からウェザーニューズ気象キャスターとしての活動を開始し、現在ウェザーロイド TypeA Airi マネージャーとして活躍中。天気予報の現場から最新の気象・防災情報や地震情報を伝え、最近は家族である猫と犬に配慮した防災の備えについて考えている。