沿岸部は東から吹き付ける風に警戒
台風に向かって吹き込む湿った東よりの風の影響で、宮城県から岩手県にかけて雨雲が発達し、断続的に激しい雨を降らせています。沿岸部を中心に風も強まっており、8時までの最大瞬間風速は青森県八戸市で21.5m/s、岩手県大船渡市で19.8m/sを観測しています。
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東北の太平洋側では今夜にかけて、台風がこれから近づく日本海側では明日13日(火)にかけて断続的に強い雨や風に見舞われるおそれがあります。特にこれまでの降水量が多くなっている太平洋側では、土砂災害や河川の増水・氾濫などの危険性が高まるため、引き続き安全な所で過ごすようにしてください。
7月下旬に水害があった山形県や秋田県も、新たな災害の発生に警戒が必要です。
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東北の太平洋側では今夜にかけて、台風がこれから近づく日本海側では明日13日(火)にかけて断続的に強い雨や風に見舞われるおそれがあります。特にこれまでの降水量が多くなっている太平洋側では、土砂災害や河川の増水・氾濫などの危険性が高まるため、引き続き安全な所で過ごすようにしてください。
7月下旬に水害があった山形県や秋田県も、新たな災害の発生に警戒が必要です。
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8月1か月分の2倍を超える雨量に
東北太平洋側は台風の接近前から雨が降っていて、岩手県久慈市下戸鎖(シモトクサリ)で12日(月)7時20分までの24時間の総雨量が368.5mmに達しました。これは1979年に統計を開始してから最も多い降水量となっており、8月の平年降水量182.8mmをわずか1日で超えて、2倍を超える降水量となっています。土砂災害警戒情報が出ている地域もあります。
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特に東寄りの風が北上高地に吹き付けることで雨雲が発達する岩手県沿岸部で雨量が多く、多くの所で48時間で200〜300mmの大雨が予想されます。これは8月1か月分の雨量を上回る水準で、線状降水帯が形成された場合はさらに雨量が増加してもおかしくありません。
これらの地域は西日本などの多雨地域と比べると、川の許容流量や地盤の強化状況などが違うため、相対的には少ない雨量でも、洪水や浸水、土砂災害などの被害が発生するおそれがあります。
» 現在の土砂災害危険度
増水した川や水路等に近づくと危険ですので、様子を見に行ったりしないでください。また、冠水した道路等では側溝などとの境目がわかりづらくなり、車や人が転落して流されるおそれがありますので、荒天の最中はむやみな外出はおやめください。
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特に東寄りの風が北上高地に吹き付けることで雨雲が発達する岩手県沿岸部で雨量が多く、多くの所で48時間で200〜300mmの大雨が予想されます。これは8月1か月分の雨量を上回る水準で、線状降水帯が形成された場合はさらに雨量が増加してもおかしくありません。
これらの地域は西日本などの多雨地域と比べると、川の許容流量や地盤の強化状況などが違うため、相対的には少ない雨量でも、洪水や浸水、土砂災害などの被害が発生するおそれがあります。
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増水した川や水路等に近づくと危険ですので、様子を見に行ったりしないでください。また、冠水した道路等では側溝などとの境目がわかりづらくなり、車や人が転落して流されるおそれがありますので、荒天の最中はむやみな外出はおやめください。
風も強まり、交通機関に影響も
台風5号は顕著な発達をしておらず、大規模な停電などの被害が発生する可能性は低いとみられますが、倒木などによる局地的な停電が発生するおそれがあります。
また、東北地方ではすでに一部の鉄道機関で運休を発表するなど、交通機関に影響が出ています。移動の予定がある方は、最新情報をホームページなどで確認して、予定の変更を検討することもおすすめします。
強い風が吹いている間は、飛来物などに十分注意してください。
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また、東北地方ではすでに一部の鉄道機関で運休を発表するなど、交通機関に影響が出ています。移動の予定がある方は、最新情報をホームページなどで確認して、予定の変更を検討することもおすすめします。
強い風が吹いている間は、飛来物などに十分注意してください。
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