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熱帯低気圧が台風に発達する予想 暴風域伴い沖縄に接近する可能性

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2024/07/19 22:17 ウェザーニュース

7月19日(金)21時現在、フィリピンの東で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。

南シナ海でも台風が発生する可能性があり、先に風速が基準に達した方が「台風3号」と呼ばれることになります。

▼熱帯低気圧 7月19日(金)21時
 中心位置   フィリピンの東
 移動     北西 20 km/h
 中心気圧   1006 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s

沖縄に接近する可能性があるため今後の台風情報等に注意してください。
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北西に進み沖縄に接近の可能性

今日9時に発生したこの熱帯低気圧は、今後勢力を強めて台風に発達する可能性が高くなってきました。その後も発達し、3日先の22日(月)頃になると暴風域を伴う勢力に発達、4日先の23日(火)頃になると強い勢力に発達することが予想されています。

進路予想を見ると、太平洋高気圧の縁をまわるように北西に進み、沖縄や台湾の付近に進む可能性が高くなっています。その後の進路はまだ不明確で、東シナ海に進んで大陸の沿岸付近へ北上する可能性が考えられます。

沖縄では23日(火)〜24日(水)頃に高波や風・雨の影響がでる可能性があるため、今後の台風情報等に注意してください。
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台風の暴風域に入る確率

5日先までに台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)
 奄美地方   6 %
 沖縄本島地方 14 %
 大東島地方  2 %
 宮古島地方  25 %
 八重山地方  25 %

台風発生すればおよそ2か月ぶり

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平年の台風発生数
次に台風が発生すると、5月末に発生した台風2号以来で、台風3号と呼ばれることになります。台風が発生すればおよそ2か月ぶりです。

台風発生数の平年値を見ると、7月の台風発生数の平年値は3.7個で、台風の発生が増えてくる時期です。秋にかけての本格的な台風シーズンの始まりですので、台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。
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