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梅雨前線の活動が再び活発に
九州などは土砂災害や浸水に警戒

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2024/07/14 06:51 ウェザーニュース

今日14日(日)は梅雨前線が北上し、活動が活発になっています。九州を中心に非常に激しい雨の降るおそれがあるため、厳重な警戒が必要です。
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東シナ海側で雨雲が発達中

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梅雨前線は九州の北から本州付近に伸びています。上空の気圧の谷の接近に伴い、前線上に低気圧が形成されつつあり、その周辺には湿った空気が集まって雨雲が発達している状況です。

活発な雨雲の一部は九州にかかり始め、一部では1時間に40mm以上の激しい雨が降っています。

活発な雨雲はこれから昼過ぎにかけて九州を通過する予想です。局地的には1時間に50mm以上の非常に激しい雨が降り、線状降水帯が形成された場合は、1時間に80mm超の猛烈な雨となる可能性があります。大雨による土砂災害や河川の急な増水、低い土地の浸水、道路冠水などに厳重に警戒をしてください。

発達した雨雲は中国、四国にも広がる見通しで、こちらは夕方にかけて強い雨に警戒が必要です。
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明日は日本海側で局地的に雨が強まる

明日15日(月)・海の日はもう少し梅雨前線が北上する予想となっています。今日に比べるとやや活動は弱まるものの、本州の日本海側を中心に雨の強まる所がある見込みです。

特に北陸付近で雨雲が発達する可能性があり、能登半島地震の被害が大きかったエリアでは土砂災害の発生に警戒をしてください。九州など西日本も一時的に雨の強まる可能性があるため、明日の雨が落ち着いた後も油断ができません。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
-emiさん