太平洋高気圧がパワー不足気味
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今年は5月下旬に沖縄・奄美で梅雨入りの発表がありましたが、九州南部よりも北の地域ではまだ梅雨入りの発表がありません。今日6月2日(日)現在、梅雨前線は沖縄〜小笠原諸島付近に停滞していて、本州からは南に1000kmほど離れています。
梅雨前線は明日3日(月)以降さらに南下して、沖縄よりも南に停滞する予想となっています。すでに梅雨入りしている沖縄でも梅雨の中休みとなり、今週は日差しの届く日が多くなる予想です。
梅雨入りの平年日は、九州南部で5月30日、関東では6月7日です。例年はこの時期になると太平洋高気圧の北への張り出しが強まり、梅雨前線が本州付近に北上してくることになります。ただ今年は、太平洋高気圧の北塀の張り出しが弱いことで、梅雨前線がなかなか北上してこない状況です。インド洋の海水温が高い影響でフィリピン付近の対流活動が弱いことが、太平洋高気圧のパワー不足に繋がっているものとみられます。
梅雨前線の予測には不確実性がありますが、ウェザーニュースの予想では、九州南部〜東北の各地では今年の梅雨入りが6月中旬になるとみています。7月にかけて雨の季節となりますので、雨の日用のグッズの準備や大雨対策などを進めるようにしてください。
» これまでの各地の梅雨入り・梅雨明け
» 梅雨入りの予想は?この先の天候 長期見解
梅雨前線は明日3日(月)以降さらに南下して、沖縄よりも南に停滞する予想となっています。すでに梅雨入りしている沖縄でも梅雨の中休みとなり、今週は日差しの届く日が多くなる予想です。
梅雨入りの平年日は、九州南部で5月30日、関東では6月7日です。例年はこの時期になると太平洋高気圧の北への張り出しが強まり、梅雨前線が本州付近に北上してくることになります。ただ今年は、太平洋高気圧の北塀の張り出しが弱いことで、梅雨前線がなかなか北上してこない状況です。インド洋の海水温が高い影響でフィリピン付近の対流活動が弱いことが、太平洋高気圧のパワー不足に繋がっているものとみられます。
梅雨前線の予測には不確実性がありますが、ウェザーニュースの予想では、九州南部〜東北の各地では今年の梅雨入りが6月中旬になるとみています。7月にかけて雨の季節となりますので、雨の日用のグッズの準備や大雨対策などを進めるようにしてください。
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