5月下旬以降の梅雨入りは2018年以来
沖縄と奄美の梅雨入り発表は、平年より1週間以上遅く、昨年と比較しても遅くなりました。また、沖縄と奄美の梅雨入り発表が5月下旬以降となったのは、2018年以来で6年ぶりのこととなります。
▼気象庁の発表
沖縄地方の梅雨入り
平年より11日遅く、昨年より3日遅い
奄美地方の梅雨入り
平年より9日遅く、昨年より3日遅い
・梅雨入りには平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
・春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討の結果、期日が見直しされる場合があります。
▼気象庁の発表
沖縄地方の梅雨入り
平年より11日遅く、昨年より3日遅い
奄美地方の梅雨入り
平年より9日遅く、昨年より3日遅い
・梅雨入りには平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
・春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討の結果、期日が見直しされる場合があります。
この先の天気予報
沖縄では、この先も梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が続くとみられ、安定して日差しが届く日は少なくなる見込みです。明日は奄美周辺では雨が強まり大雨となるおそれがあるので注意してください。
また、5月末から6月中旬にかけては、沖縄・奄美付近で前線の活動が活発化して大雨となるおそれがあります。本格的な雨の季節への対策を早めに進めるようにしてください。
日差しは乏しくとも気温は平年並みかやや高めで、湿度も高く不快な蒸し暑さとなりそうです。石垣島など先島諸島では熱帯夜となる日も出てきます。
沖縄や奄美の平年の梅雨明けは6月下旬頃で、ウェザーニュースでは梅雨の期間はやや短くなるものの、今年の梅雨時期の降水量は平年並みか多いと予想しています。前線の活動が活発になって大雨となることもある予想です。
» 全国の週間天気予報» ピンポイント週間天気予報
また、5月末から6月中旬にかけては、沖縄・奄美付近で前線の活動が活発化して大雨となるおそれがあります。本格的な雨の季節への対策を早めに進めるようにしてください。
日差しは乏しくとも気温は平年並みかやや高めで、湿度も高く不快な蒸し暑さとなりそうです。石垣島など先島諸島では熱帯夜となる日も出てきます。
沖縄や奄美の平年の梅雨明けは6月下旬頃で、ウェザーニュースでは梅雨の期間はやや短くなるものの、今年の梅雨時期の降水量は平年並みか多いと予想しています。前線の活動が活発になって大雨となることもある予想です。
» 全国の週間天気予報» ピンポイント週間天気予報
各地の梅雨入りは全国的に平年より遅く、短い予想
15日(水)にウェザーニュースが発表した今年の梅雨の見通しでは、太平洋高気圧は平年より西への張り出しは強いものの、北への張り出しは弱いため、梅雨前線の北上が平年より遅くなるとみられます。このため、九州から東北南部の梅雨入りは平年より遅くなる予想です。
また、梅雨明けの時期については、太平洋高気圧の北への張り出しが次第に平年並になる見込みのため、梅雨明けも全般に平年並になる予想です。
このことから梅雨期間は沖縄、奄美から東北にかけて、4日以上短くなる見込みです。
» 各地の梅雨入り・梅雨明け日
また、梅雨明けの時期については、太平洋高気圧の北への張り出しが次第に平年並になる見込みのため、梅雨明けも全般に平年並になる予想です。
このことから梅雨期間は沖縄、奄美から東北にかけて、4日以上短くなる見込みです。
» 各地の梅雨入り・梅雨明け日
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)ころちゃんさん