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千葉県東方沖が震源の地震が多発
最大震度3を2回観測

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2024/02/29 13:55 ウェザーニュース

今日29日(木)は千葉県東方沖を震源とする地震が多発していて、昼前後には震度3を観測する地震が2回発生しました。

沈み込むフィリピン海プレート上面で発生か

今日の8時40〜45分にかけて千葉県東方沖を震源とする震度1以上の地震が相次いで3回発生しました。その後、11時13分頃にはマグニチュード4.7、最大震度3を観測するやや規模の大きい地震があり、12時30分にもマグニチュード4.6、最大震度3の地震が起きています。
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震源の深さはいずれの地震も約30km前後で、地震のメカニズムは北北西ー南南東方向に圧力軸をもつ逆断層型と解析されています。

千葉県東方沖はフィリピン海プレートと太平洋プレートがそれぞれ陸域のプレートに沈み込んでいて、複雑な地下構造をしている領域です。2018年にも今回の震源に近い領域で地震が多発し、7月にはマグニチュード6.0、最大震度5弱の地震が発生しました。

今回の地震は震源の深さやメカニズムからフィリピン海プレートの上面付近で起きたと考えられます。

千葉県東方沖ではマグニチュード6台の地震がしばしば発生していて、陸に近い震源の場合は震度5弱〜5強の強い揺れとなります。特に房総半島の太平洋側の地域は注意が必要です。
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