国内:愛媛県南予でM3.9の地震
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21日(水)18時27分頃、愛媛県南予を震源とするマグニチュード3.9、深さ37kmと推定される地震が発生しました。この地震で愛媛県宇和島市と高知県宿毛市で最大震度3、愛媛県八幡浜市、大洲市、西予市、高知県四万十市などで震度2を観測しています。
愛媛県南予が震源の震度3以上の地震は去年5月以来です。地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ正断層型と解析されています。南海トラフ巨大地震の想定震源域近くの地震ではありますが、メカニズムは違うタイプです。
愛媛県南予の地震は中央構造線に近い瀬戸内海側で多く、今回の震源のように高知県との県境付近県境付近は少ない傾向です。知られている活断層はないものの、1749年にはマグニチュード6.8と推定される地震によって、宇和島城が破損した記録が残っています。
愛媛県南予が震源の震度3以上の地震は去年5月以来です。地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ正断層型と解析されています。南海トラフ巨大地震の想定震源域近くの地震ではありますが、メカニズムは違うタイプです。
愛媛県南予の地震は中央構造線に近い瀬戸内海側で多く、今回の震源のように高知県との県境付近県境付近は少ない傾向です。知られている活断層はないものの、1749年にはマグニチュード6.8と推定される地震によって、宇和島城が破損した記録が残っています。
能登半島地震の余震は減少
![box2](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/dummy.png)
能登半島地震の余震は前週に比べてだいぶ減少しました。震度3の揺れを伴う地震は21日(水)に発生した1回だけで、マグニチュード4以上の地震は起きていません。23日(金)は1月1日の本震が発生して以降、初めて有感地震のない一日になりました。
ただ、微小な地震を含んだ活動は依然として活発で、本震の発生以前に比べると規模の大きな地震が起きやすい状況です。
気象庁は22日(木)の時点で、最大震度5弱以上の地震が発生する確率は、平常時に比べ30倍程度としています。16日(金)時点の40倍程度に比べると低下しているものの、依然として高い確率です。復旧活動などはしっかりと安全を確保するようにしてください。
» 令和6年能登半島地震 被災地支援のための天気サイト
ただ、微小な地震を含んだ活動は依然として活発で、本震の発生以前に比べると規模の大きな地震が起きやすい状況です。
気象庁は22日(木)の時点で、最大震度5弱以上の地震が発生する確率は、平常時に比べ30倍程度としています。16日(金)時点の40倍程度に比べると低下しているものの、依然として高い確率です。復旧活動などはしっかりと安全を確保するようにしてください。
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世界:南米チリのはるか沖でM6.3の地震
![box4](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/dummy.png)
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は1回発生しました。最も大きな規模の地震は南米沖の太平洋で発生したマグニチュード6.3です。
日本時間の23日(金)昼、南米チリのはるか沖を震源とするマグニチュード6.3、深さ約2kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
周囲に島がないため揺れの影響はなく、横ずれ型の地震だったことから津波の発生もありませんでした。
今回の地震は太平洋プレート、南極プレート、ナスカプレートの3つのプレートの境界付近で起きています。これらのプレートはお互いに離れるような動きをしているため、トランスフォーム断層が発達し、横ずれ型の地震を引き起こすケースが大半です。
ただ、3つのプレートが接していることで地下構造は複雑であると考えられ、2014年にはマグニチュード7.0の逆断層型の地震が近くで起きています。
日本時間の23日(金)昼、南米チリのはるか沖を震源とするマグニチュード6.3、深さ約2kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
周囲に島がないため揺れの影響はなく、横ずれ型の地震だったことから津波の発生もありませんでした。
今回の地震は太平洋プレート、南極プレート、ナスカプレートの3つのプレートの境界付近で起きています。これらのプレートはお互いに離れるような動きをしているため、トランスフォーム断層が発達し、横ずれ型の地震を引き起こすケースが大半です。
ただ、3つのプレートが接していることで地下構造は複雑であると考えられ、2014年にはマグニチュード7.0の逆断層型の地震が近くで起きています。
出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。