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前線が西からゆっくり北上傾向
明日は再び雨や雪の範囲が拡大

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2024/02/20 18:42 ウェザーニュース

今日20日(火)は夕方になって、九州南部で激しい雷雨となっている所があります。前線は明日21日(水)にかけて西から北上傾向で、明日は再び広い範囲で雨や雪が降る見込みです。

鹿児島県で激しい雷雨

前線が本州南岸から九州南岸付近に停滞しています。本州では雨がしっかりと降っている所は少ない一方、前線に近い鹿児島県では本降りの雨です。

活発な雨雲が通過した種子島では、16時10分までの1時間に44.5mmの激しい雨を観測しました。周辺では雷も頻発しています。
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明日は西日本を中心に強雨や雷雨に注意

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21日(水)9時の予想天気図
前線は西からゆっくりと北上傾向で、九州では今夜遅くにかけて雨の範囲が広がっていく見込みです。中国や四国でも段々と雨が降り出し、明日の朝には東日本まで雨雲が拡大するとみられます。

前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の周辺では雨雲が発達しやすくなります。西日本を中心に、雨の強まりや雷に注意が必要です。

明日の夜には東シナ海の前線上で低気圧が発生し、九州に接近する見通しになっています。特に九州の東シナ海側では、1時間に40mmを超える雷を伴った激しい雨のおそれがあるため、道路冠水などに注意してください。また、各地の沿岸部では強風による横殴りの雨に注意が必要です。
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東北は湿った雪が積もるおそれ

寒気に覆われる東北は、南部や沿岸部で雨の所があるものの、広い範囲で湿った雪になります。

特に明日の夕方以降は降り方が強まり、明後日22日(木)にかけて湿った雪が積もる予想です。仙台など市街地でも、10cm前後の積雪が予想されます。

また、湿った雪が電線などに付着し、停電が発生することも懸念されます。明るいうちに防寒具や懐中電灯などを用意しておくと安心です。
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