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今週は頭痛など天気痛“警戒”ランクも 気温変化も大きく体調管理に注意

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2024/02/19 09:10 ウェザーニュース

今週は前線が本州付近に停滞します。前線の上下や前線上に発生する低気圧の影響により気圧が変動する見込みです。

ウェザーニュース発表の天気痛予報では、週前半は北日本から東京や大阪などにかけて広範囲で「警戒」ランクとなっています。週後半も東京では警戒ランクが続きます。気圧変化などで頭痛や関節痛などの天気痛・気象病の症状が出やすい方はご注意ください。
>>天気痛予報 気圧変化·頭痛対策の参考に

気圧変動に加えて、寒暖差が非常に大きい

今週は前線が本州付近に停滞し、前線上に低気圧が発生するタイミングがあります。前線の上下により気圧が変動し、低気圧の接近前後でも気圧に変化が生じます。東日本や西日本を中心にこの気圧変動に伴い、個人差はあるものの頭痛や関節痛などの天気痛の症状が出る可能性があります。

北日本ではそれに加えて、大陸から張り出す高気圧による気圧変動の影響も受ける見込みです。症状の出やすい方は対策をしておくと安心です。
» アプリ 予想天気図>>予想天気図

また、今週は前半と後半で気温が大きく変化します。前半はこれまでのように春本番の陽気になるものの、週中頃以降は寒気が南下して冬の寒さが戻ります。一気に気温が下がりますので、服装による調節が欠かせません。ウェザーニュースでは、気温や前日差などを考慮して10日先までの最適な服装も表示しています。頭痛など天気痛だけではなく、寒暖差で体調を崩さないようにこちらもご活用ください。
>>この先10日間の服装予報
>>全国の週間天気予報>>ピンポイント週間天気予報

天気痛予報を参考に事前の対策を

ウェザーニュースがこれまでに会員の方々と幾度も検証を行った結果、「気圧の変化が通常のパターンからずれた時」に、頭痛や関節痛などの天気痛を感じる方が多いことが分かっています。

毎日決まった時間に起こる「大気潮汐」と呼ばれる気圧変化の変動が通常より大きくなっていることに加えて、低気圧や寒気などの影響で「微気圧変動」と呼ばれる細かな気圧変化が重なっている状況です。このため気圧変化の影響で、頭痛や関節痛を感じることが多い方は注意が必要です。

ウェザーニュースの天気痛予報の中では、天気痛が発症するリスクを6日先まで、“警戒”“注意”“やや注意”“安心”の4ランクで表示しています。また、今日明日については3時間毎の天気痛予報と天気、気圧の変化も確認することができます。

ご自身の体調変化などのパターンと照らし合わせて、ぜひとも天気痛の発症する前に予防薬やマッサージなどで対策をしてみてください。

リンク 天気痛予報