関東は午前中に強雨 平野部は雪の心配なし
低気圧が関東の南を東進する「南岸低気圧」と呼ばれる気圧配置は、冬の関東にしばしば大雪をもたらすパターンです。ただ今回は、低気圧の進路が陸地に近いため南から暖気が陸地へ引き込まれ、関東の平野部で降るものは雨が主体となっています。一部メディアでは“関東大雪”“東京23区でも積雪”等と報じられていましたが、その可能性はほぼありません。
一方、低気圧が接近する午前中を中心に大気の状態が不安定となり、本降りの雨となる予想です。昨夜から雨の強まっている紀伊半島周辺では、三重県内で総雨量が150mmを超えるなど、この時期としては雨量が多くなっています。
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関東では千葉県や茨城県を中心に、一時的に土砂降りの雨となったり落雷を伴う可能性があります。雪の影響はないにしても、お出かけにはあいにくの天気です。
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能登半島地震の被災地でも朝を中心に雨が降ります。地震により地盤が緩んでいて、普段よりも少ない雨量で土砂災害が発生するおそれがあるため注意してください。
» 令和6年能登半島地震 被災地支援のための天気サイト
一方、低気圧が接近する午前中を中心に大気の状態が不安定となり、本降りの雨となる予想です。昨夜から雨の強まっている紀伊半島周辺では、三重県内で総雨量が150mmを超えるなど、この時期としては雨量が多くなっています。
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降水量多く、山地では積雪増加
一方で、関東西部や北部、甲信地方、東北地方のそれぞれ山地では雪になる所が多く、局地的には湿った雪が強く降る見込みです。山地では多いところで50cm前後の積雪となるおそれがあり、特に岩手県の北上高地など太平洋側は、冬型の気圧配置の時よりも雪が多く降る見込みです。
積雪によるスリップ事故や立ち往生による車両滞留、雪の重みでの倒木、着雪等による停電などに注意してください。
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