先島諸島は台風30号(チャンパー)の荒天続く 本州付近の前線も活発に

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10月24日(土)4時推定で、大型で強い台風30号(チャンパー)は与那国島の西北西の海上を西に進んでいるとみられます。

先島諸島は引き続き荒天に警戒が必要です。今後は九州に近づき、前線の活動が活発になるため西日本、東日本でも大雨のおそれがあります。
▼台風30号 10月24日(土) 4時推定
 中心位置   与那国島の西北西約90km
 大きさ階級  大型
 強さ階級   強い
 移動     西 ゆっくり
 中心気圧   955 hPa
 最大風速   40 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 60 m/s
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風は次第に落ち着くが高波に警戒

引き続き先島諸島の一部が暴風域に入っており、今日24日(土)未明には最大瞬間風速が与那国島で34.9m/s、石垣島で33.7m/sを観測しました。台風の中心から離れた沖縄本島の那覇で18.9m/s、那覇から近い渡嘉敷で24.9m/sと、20m/s前後の所が多くなっています。
レーダー 風モード(ウィンドフロー)をアプリで見るレーダー 風モード(ウィンドフロー)

また、先島諸島の周辺では波の高さが8〜9mの大しけとなっています。沖縄本島近海でも波の高さが5〜6mに達し、奄美地方から九州の沿岸部にも4m前後のうねりを伴った波が押し寄せます。

風は次第に落ち着いていく見通しですが、台風が東シナ海に進んだあとも、波の高い状態はしばらく続きますので、少なくとも週末までは警戒が必要です。

4時00分の時点で石垣島地方にレベル4高潮危険警報、レベル4土砂災害危険警報、レベル3大雨警報、先島諸島に暴風警報、沖縄県全域と鹿児島県奄美地方に波浪警報が発表中です。
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スパイラルバンドがかかった宮古島で雨量増加

昨日23日(金)は、台風の外側を取り巻く発達した雨雲により、先島諸島で断続的に激しい雨が降りました。

特に「スパイラルバンド」と呼ばれる活発な雨雲の帯が通過した宮古島は13時32分までの1時間に69.5mmの非常に激しい雨を観測。24時間雨量は宮古島空港(鏡原)で348.0mm(16時50分まで)、宮古島で328.5mm(17時10分まで)に達しました。

今日24日(土)も激しい雨の降るおそれがあるため、引き続き土砂災害などに警戒をしてください。
雨雲レーダー雨雲レーダー

西日本、東日本も週明けにかけて強雨注意

台風は沖縄付近を通過した後、東シナ海に進んで25日(日)になると東寄りに進路を変えて九州方面に進む予想となっています。

前線に向かって水蒸気の供給が盛んになり、次第に活動が活発になる見込みです。24日(土)は西日本、東日本の広い範囲で雨となります。

明日25日(日)には台風が九州に近づき、26日(月)にかけては台風と前線が一体化して雨の強まる所がある予想です。前線の位置や台風の動きなどに不確実性があるものの、局地的には1時間に30〜50mmの激しい雨が降るおそれがあります。

同じ地域で雨が降り続いた場合は総雨量も増加して大雨となりますので、今後の情報に注意をしてください。
大雨ピンポイント影響予測(要ログイン)

今年は早いペースで台風が発生 秋台風は要注意

平年の台風発生数

台風の発生は5日(月)の台風29号(コグマ)以来およそ10日ぶりで、今月4つめの台風発生です。

年間の台風発生数が30個に到達したのは2013年以来で13年ぶり、1951年からの統計で16例目です。30号の発生の早さとしては史上4番目です。

2026年はかなり早いペースで台風が発生していて、9月末までの累計で平年より7個ほど多くなっています。

10月の発生数の平年値は3.4個で、まだしばらく台風発生の多い時期が続きます。秋の台風はスピードも速いため、被害をもたらす台風が多いことも特徴です。台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。

また、今年は1月から10月まで毎月台風が発生している状況です。1951年からの統計で、1月から10月まで毎月台風が発生したのは1965年、2015年と今年2026年の3回のみです。
秋台風はなぜ怖い? 進路や速さに注意 上陸時の勢力も強い傾向
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台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風30号の名前「チャンパー(Champi / ຈຳປີ)」はラオスが提案した台風の呼名で、気象庁によると「赤いジャスミン(Red jasmine flower)」を意味すると説明されています。

なお、ラオ語のChampi(ຈຳປີ)は、モクレン科の白っぽい花を咲かせる植物(Magnolia × alba)を指します。一方、Red jasmineという英語名はプルメリア(Plumeria rubra)にも使われ、こちらはラオ語でChampa(ຈຳປາ)と呼ばれるラオスの国花です。どちらを意図した呼称かは断定できません。
関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
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ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) 沖縄県宮古島市の空さん

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