英仏をストームAustenが直撃 40m/s前後の突風や浸水被害

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イギリスやフランスなどは、急速に発達した低気圧「Austen(オースティン)」の影響で大荒れの天気となっています。英仏両国で警報が発表され、交通機関の乱れや停電、局地的な浸水被害が確認されています。

低気圧が急発達し中心気圧は970hPa台に

ヨーロッパでは秋から冬にかけて顕著な嵐をもたらす低気圧に固有の名称を命名する制度があり、「Austen(オースティン)」はイギリスで2026/27年シーズン最初に命名された低気圧です。

大西洋から接近した低気圧は、上空5500m付近で−30℃以下の強い寒気の影響で急発達し、中心気圧が24時間で25hPa以上急降下して、970hPa台になりました。衛星画像では低気圧の雲の渦の西側に、寒気による雲が確認できます。

フランス気象庁や国際地上気象観測のデータによると、ブルターニュ沖のウェサン島で平均風速24m/sを観測したほか、沿岸の岬などでは最大瞬間風速約40m/sの猛烈な突風が吹き荒れました。

イギリス気象庁管内でも南西部の沿岸で最大瞬間風速約36m/sの突風が吹いたほか、スコットランド北部のシェトランド諸島では激しい雨により商業地区の店舗や住宅が浸水する被害が出ています。
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「Austen」は北海へ東進 週末は次のストーム「Boelo」が接近

ウェザーニュースの独自予報によると、ストーム「Austen」は日中に英仏海峡から北海・ベネルクス方面へと東進し、英仏両国の風雨のピークは現地時間の23日(金)昼頃にかけてとなる見通しです。

低気圧の東進に伴い、風下に位置するベルギーやオランダ、ドイツ北部でも強い風雨への注意が必要です。

さらに大西洋上からは週末にかけて後続のストーム「Boelo(ボエロ)」が接近する予想となっています。

このため、24日(土)から25日(日)にかけてアイルランドやイギリス北部を中心に再び荒天となるおそれがあり、飛来物や倒木、送電網への影響、高波による海岸の冠水に警戒を呼びかけています。
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