秋の服装は何℃で変わる?半袖は25℃、上着は18℃が分かれ目に

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秋になると、毎朝のように迷うのが服装選びです。ウェザーニュースでは、「今日の気温、どんな服装がちょうどいい?」と聞き、のべ5万8000件の回答と気温のデータを照らし合わせました。すると、半袖を選ぶ人が半数を超えるのは約25℃、上着を選ぶ人が半数を超えるのは18℃未満という傾向がみえてきました。

秋の服装選びで迷ったときの目安を、調査結果から詳しくみていきます。

半袖が半数を超えるのは約25℃

9月30日から10月4日まで、毎日「今日の気温、どんな服装がちょうどいい?」と伺いました。寄せられた回答を各県の日中(※1)の平均気温と照らし合わせると、気温が高くなるほど半袖を選ぶ人が増える傾向がはっきりと表れました。

半袖を選んだ人の割合は、日中の気温が18℃未満では3%、18℃以上では15%、20℃以上では23%、22℃以上では37%と、気温の上昇に伴って増加。24℃以上では50%に達し、半数の人が半袖を選んでいました。

ただ、26℃以上でも半袖は約6割にとどまり、気温が高ければ必ず半袖になるわけではありません。今回の調査からみると、半袖を選ぶ人が多くなるひとつの目安は25℃前後といえそうです。

また、風や湿度などを加味した体感温度と半袖を選ぶ人の割合についても調べたところ、実際の気温と同様に、気温が高くなるほど半袖を選ぶ人が増える傾向がみられました。

風が強い日は肌寒く、湿度が高い日は蒸し暑く感じることがありますが、今回の調査では、服装選びはまず実際の気温に合わせて変化していることが分かりました。

※1:各県の気象観測所で観測された日中の平均気温。アンケートの回答時間とは異なります。

上着を選ぶ人が半数を超えるのは18℃未満

気温が下がるにつれて、上着を選ぶ人が増える傾向もみられました。

日中の気温が18℃未満では、「薄手の上着」が58%で最も多く、「厚手の上着」も17%。合わせると、75%の人が上着を選んでいました。

18℃以上になると、上着を選ぶ人は48%に減少。「薄手の上着」が44%で、「長袖だけでOK」の37%を上回りました。20℃以上では「長袖だけでOK」が39%、「薄手の上着」が36%と、ほぼ同じ割合になっています。

一方、「半袖でOK」は22℃以上で37%、24℃以上では半数を超えました。「厚手の上着」を選ぶ人は18℃以上ではわずか1〜4%にとどまっています。

こうした結果から、18℃未満では上着を選ぶ人が多く、18〜22℃未満では長袖だけで過ごすか、薄手の上着を羽織るかで意見が分かれやすいことが分かります。

秋の服装に迷ったら、18〜22℃未満をひとつの目安に、薄手の上着を用意しておくとよさそうです。

秋のあいだに、昼間の気温はどこまで下がる?

では、25℃や18℃といった気温は、秋のいつ頃に訪れるのでしょうか。

過去11年間(2015〜2025年)の9〜11月について、旬ごとの日中の平均気温を調べました。秋が深まるにつれて気温は大きく下がり、9月上旬から11月下旬にかけて、昼間の気温は地域によって11〜20℃ほど低下します(※2)。

半袖を選ぶ人が半数を超える25℃を下回る時期は、北海道(石狩地方)では9月上旬、東京都では9月下旬、大阪府や福岡県では10月上旬が目安です。

一方、上着を選ぶ人が半数を超える18℃未満になる時期は、北海道(石狩地方)で10月上旬、宮城県で10月中旬、東京都で11月上旬、大阪府と福岡県で11月中旬となっています。

東京都では、25℃を下回る9月下旬から18℃未満になる11月上旬まで、1か月ほどの期間があります。この時期は、長袖を基本に、気温や体感に合わせて薄手の上着を脱ぎ着して調整するのがおすすめです。

※2:2015〜2025年の実際の観測値を平均したもので、気象庁の「平年値」ではありません。また、今後の予報を示すものでもありません。

寒暖差の日に一番困るのは「朝晩は寒いのに、昼は暑い日」

10月5日に「秋の服装で一番困る天気・気温は?」と聞いたところ、最も多かったのは「朝晩は寒いのに、昼は暑い日」で68%でした。次いで「雨なのに蒸し暑い日」が19%、「雨で肌寒い日」が7%、「風が強く、体感温度が低い日」が6%となりました。

秋は朝晩と昼間の気温差が大きくなりやすく、寒暖差のある日の服装選びに悩む人が多いようです。

実際に10月3日に「寒暖差が大きい日の服装は?」と尋ねたところ、「脱ぎ着できる上着で調整」が75%で最も多くなりました。「最初から昼に合わせて薄着にする」は15%、「朝と昼で服装を変える」は6%、「最初から朝に合わせて暖かくする」は4%でした。

さらに9月30日には「寒さ対策、上着派?インナー派?」と、寒さ対策を始める順番についても聞きました。その結果、「上着」から始める人が69%で、「インナー」から始める人の30%を大きく上回りました。

秋の寒暖差には、インナーを厚くするよりも、まずは上着を足して調整する人が多いようです。

秋の服装選び、迷ったら「25℃と18℃」を目安に

今回の調査では、半袖を選ぶ人が半数を超える目安は25℃前後、上着を選ぶ人が多くなるのは18℃未満という結果になりました。特に18〜22℃未満は、長袖だけで過ごす人と薄手の上着を選ぶ人に分かれやすい気温帯です。

秋は朝晩と昼間の気温差が大きくなりやすく、日中の気温だけで服装を決めると、朝晩に肌寒く感じることもあります。

25℃や18℃は、あくまで今回の調査からみえた目安です。朝晩の気温や風による体感の違いも確認しながら、脱ぎ着しやすい上着などで調整して快適に過ごしましょう。
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