エルニーニョ現象が強化され過去最大の偏差に迫る(エルニーニョ監視速報)
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過去最大の偏差に迫る
8月のエルニーニョ監視海域の海面水温の基準値からの差は+3.4℃で、前月に比べ0.9℃も上昇しました。8月としては過去最高で、通年でも過去最も高かった1997年12月の+3.6℃に迫る水準です。
エルニーニョ/ラニーニャ現象発生の判断に使用している5か月移動平均値の6月の値も、+1.9℃と大幅に上がりました。太平洋赤道域の海面水温は、中部と東部で平年より高く、海洋表層の水温も中部と東部で平年より高くなりました。
太平洋赤道域の日付変更線付近における対流活動は平年より活発で、中部太平洋赤道域の大気下層の東風(貿易風)は平年よりかなり弱くなっています。
このような大気と海洋の状態は、エルニーニョ現象時の特徴が2026年春から次第に強化されていることを示しています。
エルニーニョ/ラニーニャ現象発生の判断に使用している5か月移動平均値の6月の値も、+1.9℃と大幅に上がりました。太平洋赤道域の海面水温は、中部と東部で平年より高く、海洋表層の水温も中部と東部で平年より高くなりました。
太平洋赤道域の日付変更線付近における対流活動は平年より活発で、中部太平洋赤道域の大気下層の東風(貿易風)は平年よりかなり弱くなっています。
このような大気と海洋の状態は、エルニーニョ現象時の特徴が2026年春から次第に強化されていることを示しています。
11月のピークには偏差が+4℃以上に
実況では、太平洋赤道域の中部から東部に見られる海洋表層の暖水が、中部から東部の海面水温の高い状態を維持しています。
大気海洋結合モデルによると、今後も大気と海洋の相互作用によって、太平洋赤道域の中部から東部の海洋表層の暖水を維持し、エルニーニョ監視海域の海面水温が冬にかけて上昇して最盛期を迎えると予測しています。冬にかけてエルニーニョ現象が続く見込み(100%)です。
ピークとみられる11月の海面水温の偏差は予測の幅の最低値でも+4.0℃以上で、「スーパーエルニーニョ」と呼ばれるような顕著な高温になるとみられます。1997年春〜1998年夏のエルニーニョ現象における+3.6℃を大幅に上回る過去最高となる可能性が高まってきました。
▼エルニーニョ/ラニーニャ現象発生の定義
気象庁ではエルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差の5か月移動平均値が6か月以上続けて+0.5℃以上となった場合を「エルニーニョ現象」、−0.5℃以下となった場合を「ラニーニャ現象」と定義しています。
大気海洋結合モデルによると、今後も大気と海洋の相互作用によって、太平洋赤道域の中部から東部の海洋表層の暖水を維持し、エルニーニョ監視海域の海面水温が冬にかけて上昇して最盛期を迎えると予測しています。冬にかけてエルニーニョ現象が続く見込み(100%)です。
ピークとみられる11月の海面水温の偏差は予測の幅の最低値でも+4.0℃以上で、「スーパーエルニーニョ」と呼ばれるような顕著な高温になるとみられます。1997年春〜1998年夏のエルニーニョ現象における+3.6℃を大幅に上回る過去最高となる可能性が高まってきました。
▼エルニーニョ/ラニーニャ現象発生の定義
気象庁ではエルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差の5か月移動平均値が6か月以上続けて+0.5℃以上となった場合を「エルニーニョ現象」、−0.5℃以下となった場合を「ラニーニャ現象」と定義しています。
秋雨前線や台風の動向に注意
顕著なエルニーニョ現象と連動し、中部太平洋赤道域の大気下層の東風(貿易風)はかなり弱く、現在は西寄りの風が卓越しています。
南アジアを吹くモンスーンも南西ではなく西寄りに変化していて、ベンガル湾や南シナ海の水蒸気が日本の南に到達し、太平洋高気圧の縁辺流によって日本付近に流れ込みやすい状況になっているとみられます。
今後も秋雨前線の活動の活発化や台風発達などで影響が出てくることが考えられますので、注意が必要です。
長期予報 この先3か月の天候見解
南アジアを吹くモンスーンも南西ではなく西寄りに変化していて、ベンガル湾や南シナ海の水蒸気が日本の南に到達し、太平洋高気圧の縁辺流によって日本付近に流れ込みやすい状況になっているとみられます。
今後も秋雨前線の活動の活発化や台風発達などで影響が出てくることが考えられますので、注意が必要です。
長期予報 この先3か月の天候見解
出典
気象庁
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