記録的な大雨の名古屋 独自の人流データで見えた人の滞留

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9月8日(火)、線状降水帯による記録的な大雨となった愛知県名古屋市では、猛烈な雨によって交通機関に影響がひろがりました。ウェザーニューズが独自の人流情報を分析したところ、大雨の時間帯に人が滞留している状況が明瞭になりました。

名古屋で1時間100mmを超える猛烈な雨

8日(火)午後の東海地方では、秋雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだことで雨雲が発達しました。愛知県西部から岐阜県美濃地方では線状降水帯が解析され、名古屋地方気象台では16時53分までの1時間に104.5mmの猛烈な雨を観測。1890年からの観測史上1位を更新しました。

大雨の影響で道路冠水や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫の危険性が高まり、名古屋市周辺では大雨や河川に関する警戒情報も相次いで発表されました。

人の滞留状況を分析

こうした時間帯の名古屋市内を対象に、ウェザーニューズが保有する独自の人流解析データを分析したところ、平常時との比較から人々の滞留する様子(*)が可視化されました。

通常であれば通勤・通学や買い物などで人の移動が生じる時間帯でも、激しい雨や冠水によって移動を控えたり、駅や商業施設、職場などで雨の弱まりを待ったりした人が多かったとみられます。結果として、特定の場所にとどまる人の割合が平常時より高まり、人流情報の記録数にも変化が現れた可能性があります。

また、道路冠水や渋滞等によって平均的な移動速度が低下したことも可視化されていると考えられます。
*1km四方を10個程度に分割した区画ごとの人数を集計し、平常時の同じ時間帯の平均と比較。1人あたりの記録されている区画数が増えることで、滞留の状況がわかる。

大雨時は「安全な場所に留まる」判断も重要に

短時間で雨が強まる局地的な大雨では、外出先から無理に帰宅しようとすることで危険な場所に近づくおそれがあります。道路の冠水や河川の急な増水が始まっている場合は、地下空間やアンダーパス、川沿いには近づかず、安全な建物の上階などにとどまる判断も重要です。

雨が弱まった後も、河川の水位は上昇を続けることがあります。最新の気象情報や自治体の避難情報を確認し、安全を最優先に行動してください。
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