関東や東北など本州東岸・伊豆諸島で大雨に警戒 東京周辺は朝でピーク越え

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台風24号や上空の気圧の谷などの影響で秋雨前線の活動が活発になり、関東や伊豆諸島で大雨となっている所があります。伊豆諸島北部の新島村には【レベル5土砂災害特別警報】が発表中。

東京都心周辺などでは強雨のピークを越えましたが、東関東や東北太平洋側、伊豆諸島などでは引き続き大雨が予想され警戒が必要です。
雨雲レーダー雨雲レーダー

東京都心でも150mm 6月の台風6号以来の雨量に

予想天気図

本州南岸に停滞していた秋雨前線が北上して、上空の気圧の谷の接近により関東付近で前線上に低気圧が発生しつつあります。この低気圧や前線に向かって、台風24号を中心とする大きな低気圧性の循環をまわる湿った空気や、日本の東の高気圧の縁辺を吹く湿った空気が流れ込み、関東の沖合で合流することで雨雲が発達しました。

レベル5土砂災害特別警報の発表された伊豆諸島の新島では、6時までの24時間降水量が403.5mmに達し、新島での観測史上1位の値を更新する記録的な大雨となっています。

伊豆大島でも24時間降水量が548.0mmに達していて、観測史上3位の値となっています。大島で24時間降水量が500mmを超えるのは2013年の伊豆大島土砂災害の時以来です。

東京都心でも24時間降水量が150mmを超えました。今年6月の台風6号接近時以来の雨量です。
全国のアメダス観測値・ランキング
6時現在、伊豆諸島にレベル5土砂災害特別警報、神奈川県と千葉県にレベル4土砂災害危険警報、千葉県にレベル4大雨危険警報が発表されています。
警報・注意報の発表状況 履歴 今後の見通し

千葉豪雨と違い冠水などの報告は少ない 交通機関には影響

ウェザーニュースアプリ 冠水調査

今回の大雨は8月の千葉豪雨とは違い、広範囲に長時間本降りの雨を降らせるタイプとなりました。千葉豪雨のように特定の地域で集中的に猛烈な雨が続いたタイプとは違ったため、大規模冠水などの報告はさほど届いていません。

ただ、大雨となった範囲が広いことや、各地で総雨量がかさんでいることから土砂災害などの危険度は高まっています。

JR東日本など鉄道では運休・間引き運転等が発生していて、交通機関への影響も出ています。雨がピークを越えたあとも生活への影響が残る見込みです。
大雨ピンポイント影響予測(要ログイン)

強雨のエリアは東北へ

東京23区などでは大雨のピークを越えましたが、千葉県や茨城県など東関東方面や、福島県ではこのあとも大雨が続くほか、宮城県、岩手県など東北太平洋側では今後さらに雨が強まることが予想されます。

また、伊豆諸島北部でも夜にかけて強い雨が予想され、島の上空に雨雲がかかり続けた場合には被害が拡大するおそれがあるため、厳重な警戒が必要です。

また、気象庁は「東北地方、関東甲信地方、東海地方では線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある」との気象情報を発表しています。

線状降水帯が形成された場合には非常に激しい雨が数時間継続し、想定以上の大雨となるおそれもあります。線状降水帯が発生しなくても雨量がかさんで大雨となることも考えられるため、避難情報等に従い適切な行動をとるようにしてください。
発令されている避難情報
線状降水帯発生状況·気象予報士解説(要ログイン)

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