週刊地震情報 2026.9.6
地震活動が落ち着いた一週間 和歌山では震度3

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この1週間に国内で観測された有感地震の回数は、前週に比べて減少し、熊本地震が発生する前の水準に近づいています。

熊本地震の活動エリアと東北の太平洋側の地震がやや目立ちました。震度3以上の地震は1回のみです。(8月31日〜9月6日10時の集計)
地震情報一覧地震情報一覧

国内:和歌山県北部でM3.3の地震

和歌山県北部の地震

9月2日(水)17時23分頃、和歌山県北部を震源とするマグニチュード3.3、深さ9kmと推定される地震が発生しました。この地震で和歌山県湯浅町で最大震度3、有田川町で震度2を観測しました。

和歌山県北部を震源とする震度3以上の地震は昨年11月以来です。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。

和歌山県北部はフィリピン海プレートの沈み込む角度の違いや地質の影響などで、地震活動が活発な地域です。マグニチュード5前後が頻繁に発生し、今回の地震のように震源の深さが10km未満と非常に浅いため、揺れが大きくなることがあります。

2021年3月にはマグニチュード4.6で最大震度5弱、2011年7月にはマグニチュード5.5で最大震度5強の地震が起きています。
和歌山県北部で震度3の地震 各地の震度

国内:熊本地震に伴う活動は落ち着く

最近の熊本地震の活動

7月28日に発生した「令和8年熊本地震」に関連する活動はだいぶ落ち着いています。

一日あたりの有感地震は多い日でも5回前後に留まっていて、震度3以上の揺れを観測する地震は8月27日を最後に起きていません。

ただ、気象庁は9月1日時点で最大震度5弱程度以上の地震の発生確率が、平常時の20倍程度としていて、発生しやすい状況が続いているとしています。

過度に心配する必要はありませんが、大きな揺れが来たときの心構えはしておくのが良さそうです。
令和8年熊本地震 被災地支援のための天気

世界:アラスカ半島の沖でM6.3の地震

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は2回発生しています。最も大きな地震はアラスカ半島の沖で発生したマグニチュード6.3です。

日本時間の9月3日(木)夜にアラスカ半島沖を震源とするマグニチュード6.3、深さ約35kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。

陸域では大きな揺れにはならず、地震の規模から津波の発生もありませんでした。

アラスカ半島からアリューシャン列島にかけては太平洋プレートが北米プレートに沈み込んでいて、プレート境界型の地震がしばしば発生します。

今回の震源周辺でもマグニチュード7以上の地震は多く、2021年7月には少し東側の領域でマグニチュード8.2の地震が起きました。

出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。

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