インドネシア・クラカタウ火山で大規模な噴火 噴煙高度約1万5000mと報告
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日本時間9月5日(土)1時30分頃、インドネシアのスンダ海峡にあるクラカタウ火山で大規模な噴火が発生しました。
オーストラリア・ダーウィンにある航空路火山灰情報センター(VAAC)によると、気象衛星ひまわり9号からの観測で噴煙が海抜高度約1万5000mに到達していると推定されます。
クラカタウ火山では2018年12月にも噴煙が海抜高度約1万6000mに達する大規模な噴火が発生していて、山体崩壊による津波被害が発生していました。インドネシアには多数の活火山があり、たびたび規模の大きな噴火を起こしています。
(更新)
気象庁は4時00分に「遠地地震に関する情報」を発表し、2022年1月のトンガの火山噴火の際に起きたような津波の有無を監視するとしました。
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オーストラリア・ダーウィンにある航空路火山灰情報センター(VAAC)によると、気象衛星ひまわり9号からの観測で噴煙が海抜高度約1万5000mに到達していると推定されます。
クラカタウ火山では2018年12月にも噴煙が海抜高度約1万6000mに達する大規模な噴火が発生していて、山体崩壊による津波被害が発生していました。インドネシアには多数の活火山があり、たびたび規模の大きな噴火を起こしています。
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気象庁は4時00分に「遠地地震に関する情報」を発表し、2022年1月のトンガの火山噴火の際に起きたような津波の有無を監視するとしました。
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海底からそびえる 地質学的には若い火山体
クラカタウ火山は、インドネシアのジャワ島とスマトラ島の間にあるスンダ海峡に位置する火山島です。海底からそびえる大規模な火山体の一部が島として海上に現れていて、1883年の大噴火では旧クラカタウ島の大部分が崩壊してカルデラが形成されました。
現在そのカルデラ内で活動しているのが、1927年頃から海上に姿を現したアナク・クラカタウ(「クラカタウの子」)です。
クラカタウ火山周辺の衛星画像をアプリで見るクラカタウ火山周辺の衛星画像
現在そのカルデラ内で活動しているのが、1927年頃から海上に姿を現したアナク・クラカタウ(「クラカタウの子」)です。
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1883年の大噴火では気圧波津波も発生
1883年8月の大噴火では、カルデラの崩壊や海底の変化、火砕流などに伴う津波が周辺沿岸を襲い、死者は3万6000人を超えました。
さらに、爆発によって発生した強い気圧波が世界各地の気圧計や潮位計で観測され、遠方でも海面変動を起こした「気圧波津波」の代表例として知られています。2022年のトンガの火山噴火では気圧波津波が日本にも到達して話題になりましたが、その前例として知られる大噴火です。
また、2018年12月にはアナク・クラカタウの山体崩壊を伴う大規模な噴火が起きていて、山体崩壊による津波がインドネシア国内を襲い、400人以上が犠牲になっています。
関連記事 インドネシア クラカタウ火山で大規模噴火 噴煙1万6千メートル(2018年)
さらに、爆発によって発生した強い気圧波が世界各地の気圧計や潮位計で観測され、遠方でも海面変動を起こした「気圧波津波」の代表例として知られています。2022年のトンガの火山噴火では気圧波津波が日本にも到達して話題になりましたが、その前例として知られる大噴火です。
また、2018年12月にはアナク・クラカタウの山体崩壊を伴う大規模な噴火が起きていて、山体崩壊による津波がインドネシア国内を襲い、400人以上が犠牲になっています。
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噴煙の状況次第では航空機に影響も
噴火により多量の火山灰が大気中に放出されると、それを吸い込んだ飛行機のエンジンが停止したり、操縦席の窓ガラスに傷が付いて見通しがきかなくなるなど、航空機の運航へ重大な影響を及ぼすおそれがあります。
今後の火山活動の状況次第では、インドネシア国内線だけでなく、インドネシア上空を通る国際線の航空便の経路変更などで遅延等の影響が生じる可能性があります。
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今後の火山活動の状況次第では、インドネシア国内線だけでなく、インドネシア上空を通る国際線の航空便の経路変更などで遅延等の影響が生じる可能性があります。
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噴火による潮位変化の可能性を気象庁が調査
2022年1月にトンガの火山フンガトンガ=フンガハアパイで大規模な噴火が発生した際には、通常とは異なる津波が発生して、日本にも津波が到達しました。
今回のアンバエ火山の噴火も噴煙の高さが気象庁の設けた基準(1万5000m)に達したため、気象庁は潮位変化を監視する旨の発表を行ったかたちです。
同様の発表は、2022年3月のマナム火山、2022年5月のベズィミアニィ火山、2022年12月のスメル火山、2023年4月のシベルチ火山、2023年11月のウラウン火山、2023年12月のマラピ火山、2024年4月のルアング火山の2回、2024年11月のレウォトビ火山の2回、2025年3月、6月、7月、8月のレウォトビ火山、11月のスメル火山、2026年8月のアンバエ火山に続いて、今回が17事例目です。いずれの発表事例においても津波の発生はありませんでした。
気象庁の設けた発表基準に達する噴火は一年に数回程度の頻度で発生しています。一方で、火山の噴火により遠方に到達する津波が発生した事例は、近年では1883年のクラカタウ火山、2022年のフンガトンガ=フンガハアパイの事例が知られている程度で頻度は高くありません。ただ、クラカタウは過去にも津波を伴う噴火を記録しているため、念のため状況の確認が必要です。
実際に津波発生の兆候が確認された場合には気象庁から津波注意報等が発表されますので、今後の情報入手に留意しておけば普段通りの生活を行って問題ありません。
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気象庁の設けた発表基準に達する噴火は一年に数回程度の頻度で発生しています。一方で、火山の噴火により遠方に到達する津波が発生した事例は、近年では1883年のクラカタウ火山、2022年のフンガトンガ=フンガハアパイの事例が知られている程度で頻度は高くありません。ただ、クラカタウは過去にも津波を伴う噴火を記録しているため、念のため状況の確認が必要です。
実際に津波発生の兆候が確認された場合には気象庁から津波注意報等が発表されますので、今後の情報入手に留意しておけば普段通りの生活を行って問題ありません。
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