福井県で観測史上最大の大雨 被害額は約2.9億~8.7億円か
ウェザーニュース
シェアする
2026年8月29日から30日にかけて、福井県嶺北を中心に記録的な大雨となりました。福井市など6市町には「レベル5大雨特別警報」が発表され、県内5地点で24時間雨量が観測史上最大を更新しました。
ウェザーニューズが、住宅の浸水や道路の通行止めなど算出時点で確認できた情報をもとに影響を試算したところ、特別警報の対象となった6市町と鯖江市を合わせた7市町で、約2.91億~8.74億円となりました。
※被害の確認が続く中で算出した速報値です。3つの金額は、確認できた被害を基準に、その0.5倍・1.0倍・1.5倍とした場合の目安です。今後の被害額や発生する確率を示すものではありません。
ウェザーニューズが、住宅の浸水や道路の通行止めなど算出時点で確認できた情報をもとに影響を試算したところ、特別警報の対象となった6市町と鯖江市を合わせた7市町で、約2.91億~8.74億円となりました。
※被害の確認が続く中で算出した速報値です。3つの金額は、確認できた被害を基準に、その0.5倍・1.0倍・1.5倍とした場合の目安です。今後の被害額や発生する確率を示すものではありません。
住宅や家財への影響が半分以上
標準となる約5.83億円のうち、最も大きな割合を占めたのが、住宅や家財への影響です。約3.28億円と全体の約56%を占めました。
床上・床下浸水では、建物の修繕だけでなく、家具や家電の買い替え、家の中の片付けなどにも費用がかかります。水が引いた後も、暮らしを元に戻すための負担が続きます。
このほか、一般道の通行止めが約0.94億円、河川や道路などの復旧が約0.65億円、避難所の運営や自治体職員の対応などが約0.72億円となりました。
大雨による影響は、水が引けば終わるわけではありません。住宅の復旧や道路の通行制限、自治体による対応など、地域への影響はその後も続きます。
床上・床下浸水では、建物の修繕だけでなく、家具や家電の買い替え、家の中の片付けなどにも費用がかかります。水が引いた後も、暮らしを元に戻すための負担が続きます。
このほか、一般道の通行止めが約0.94億円、河川や道路などの復旧が約0.65億円、避難所の運営や自治体職員の対応などが約0.72億円となりました。
大雨による影響は、水が引けば終わるわけではありません。住宅の復旧や道路の通行制限、自治体による対応など、地域への影響はその後も続きます。
福井市と坂井市で影響が大きい
福井県坂井市から届いたウェザーリポート(2026年8月30日)
市町別では、福井市と坂井市の影響が大きくなりました。
標準となる試算では、福井市が約3.24億円、坂井市が約1.37億円。2市を合わせると約4.61億円となり、7市町全体の約79%を占めます。
福井市では、住宅の浸水被害の全容が確認できていなかったため、一定の仮定を置いて試算しています。坂井市では、床上浸水9棟、床下浸水57棟が確認されました。住宅への被害に加え、道路の冠水や通行止めによる影響も発生しています。
市町によって被害規模に差が出たのは、雨の量だけでなく、住宅や道路などにどのような被害が出たかが異なるためです。
福井県が8月31日10時時点でまとめた被害状況によると、住家の床上浸水は14棟、床下浸水は83棟でした。ただし、福井市では床上浸水の情報や複数地区での浸水の可能性について確認が続いており、今後、被害件数が増える可能性があります。
河川では24河川29か所、道路規制では37路線55か所に及びました。道路規制は31日10時までに37か所で解除されましたが、国道364号の道路陥没など、復旧の見通しが立っていない場所も残っています。
このように発生直後は被害の全容を把握することが難しいため、今回の試算では一つの金額だけでなく、被害が小さい場合から大きい場合まで幅を持たせて示しています。
| 市町 | 被害規模(低) | 被害規模(中) | 被害規模(高) |
|---|---|---|---|
| 福井市 | 約1.62億円 | 約3.24億円 | 約4.86億円 |
| 大野市 | 約0.15億円 | 約0.30億円 | 約0.46億円 |
| 勝山市 | 約0.25億円 | 約0.50億円 | 約0.74億円 |
| 坂井市 | 約0.68億円 | 約1.37億円 | 約2.05億円 |
| あわら市 | 約0.10億円 | 約0.19億円 | 約0.29億円 |
| 永平寺町 | 約0.05億円 | 約0.11億円 | 約0.16億円 |
| 鯖江市 | 約0.06億円 | 約0.12億円 | 約0.18億円 |
| 7市町合計 | 約2.91億円 | 約5.83億円 | 約8.74億円 |
※各金額は表示単位で四捨五入しているため、合計と一致しない場合があります。
今後、被害額が増える可能性も
今回の試算は、住宅や家財、道路や河川、災害対応など、発生直後の段階でも比較的把握しやすい影響を中心にまとめたものです。農林水産業や観光・商業、物流、鉄道の運休などについては、詳しい情報がそろっていないため、試算に含まれていないか、影響を限定的に反映しています。
そのため、今回の金額が最終的な被害額を示すものではありません。被害の確認や復旧が進むにつれて、金額は見直される可能性があります。
速報値は、最終的な被害額を正確に予測することではなく、住宅の復旧や道路の修繕、自治体の災害対応などに、どの程度の規模の支援や対応が必要になりそうかを早い段階で把握するための目安となります。
大雨による災害は、雨がやんだ後も影響が続くことがあります。日頃からハザードマップで自宅や職場周辺の災害リスクを確認しておくと安心です。
大雨が予想される際は、ウェザーニュースの最新の気象情報や自治体から発表される避難情報を確認し、危険を感じた場合は早めに安全な場所へ避難してください。
大雨災害に備える | 防災・減災情報
お天気ニュース記事一覧お天気ニュース 記事一覧
そのため、今回の金額が最終的な被害額を示すものではありません。被害の確認や復旧が進むにつれて、金額は見直される可能性があります。
速報値は、最終的な被害額を正確に予測することではなく、住宅の復旧や道路の修繕、自治体の災害対応などに、どの程度の規模の支援や対応が必要になりそうかを早い段階で把握するための目安となります。
大雨による災害は、雨がやんだ後も影響が続くことがあります。日頃からハザードマップで自宅や職場周辺の災害リスクを確認しておくと安心です。
大雨が予想される際は、ウェザーニュースの最新の気象情報や自治体から発表される避難情報を確認し、危険を感じた場合は早めに安全な場所へ避難してください。
大雨災害に備える | 防災・減災情報
お天気ニュース記事一覧お天気ニュース 記事一覧
※ウェザーニューズ試算の前提と留意事項
※今回の試算は、2026年8月31日の算定時点で確認できた福井県・市町の公表資料、気象庁資料、ウェザーニューズの気象データなどをもとに、7市町を対象として算定した独自の速報推計です。
※被害の全容が明らかになっていないため、福井市の住宅浸水戸数など、規模を確認できない項目には一定の条件を設定しています。3つのシナリオは標準値の0.5倍・1.0倍・1.5倍で、発生確率や統計的な信頼区間ではありません。
※企業活動、観光・商業、物流、公共交通機関の運休、農林水産業の詳細な被害など、十分な情報を確認できない影響は、算定していないか限定的な反映にとどめています。新たな情報によって試算結果が変わる可能性があります。
※本試算は自治体などが公表した公式な被害額ではなく、個別の住宅・施設などの実際の損害額を示すものではありません。
※主な出典・参考情報
・気象庁・国土交通省「福井県にレベル5大雨特別警報発表」(2026年8月30日)
・福井県「令和8年8月29日からの大雨の被害状況について」(2026年8月31日10時時点)
・福井地方気象台「令和8年8月の大雨に伴う気象支援資料」
・国土交通省「水害統計を利用するにあたっての参考情報」
シェアする
お天気ニュース
各エリアの天気予報
アクセスランキング
アメダスランキング
気温
降水量
風
湿度
順位
地点
観測値

