「いきなり熱湯」はNG!? 食中毒を防ぐ「まな板」の正しい除菌法は?
洗剤で洗っても菌が残ることがある
気温や湿度が高い時季は、食中毒への注意が必要です。毎日の調理で使う「まな板」も、扱い方によっては食中毒菌を広げる原因になることがあります。そこでエフコープ商品検査センター「りんご館」では、食器用洗剤で洗った後のまな板に菌が残るのかを実験しました。
鯛の切り身、鶏肉、豚肉をそれぞれ100gずつ用意し、別々のまな板でカット。その後、食器用洗剤で15秒間洗浄し、15秒間すすいだ後、スタンドで10分間水切りしてから、まな板10平方センチメートル当たりの菌数を調べました。
その結果、今回の実験では鯛と鶏肉を切ったまな板からは菌は検出されませんでしたが、豚肉を切ったまな板からは菌が検出されました。
「食器用洗剤での洗浄だけでは、表面の汚れや菌をある程度落とせても、食材によっては菌が残る場合があります。洗浄だけでは十分ではなく、必要に応じて除菌も行うことが大切です」(エフコープ生活協同組合)
鯛の切り身、鶏肉、豚肉をそれぞれ100gずつ用意し、別々のまな板でカット。その後、食器用洗剤で15秒間洗浄し、15秒間すすいだ後、スタンドで10分間水切りしてから、まな板10平方センチメートル当たりの菌数を調べました。
その結果、今回の実験では鯛と鶏肉を切ったまな板からは菌は検出されませんでしたが、豚肉を切ったまな板からは菌が検出されました。
「食器用洗剤での洗浄だけでは、表面の汚れや菌をある程度落とせても、食材によっては菌が残る場合があります。洗浄だけでは十分ではなく、必要に応じて除菌も行うことが大切です」(エフコープ生活協同組合)
汚れたまな板を清潔に保つベストな方法は?
次に、洗浄後も菌が検出された豚肉を切ったまな板を使い、5つの方法で除菌を行い、菌数(まな板10平方センチメートル当たり)を比較しました。
その結果、最も高い除菌効果が確認されたのは、「塩素系漂白剤につけ置きする」と「洗浄後に沸騰したお湯に浸す」方法でした。
「特に効果が高かったのは(1)と(4)で、いずれも残った菌数は10分の1以下になりました。(2)の塩素系漂白剤をスプレーする方法も菌数は減少しましたが、まな板の場所によって除菌効果にむらが見られました。塩素系漂白剤を使う場合は、スプレーよりもつけ置きがおすすめです。
また、(5)のように沸騰したお湯をかけるだけでは十分な除菌効果は得られませんでした。『熱湯をかければそれだけで大丈夫』というわけではなく、洗浄したうえで、まな板全体が熱湯に十分触れるように処理することが重要です。
(3)のアルコールスプレーは、(1)や(4)に比べると効果にばらつきがありましたが、短時間で手軽に除菌したい場合には便利な方法です。その場合は、使用前にまな板へ十分に噴霧しておくとよいでしょう」(エフコープ生活協同組合)
厚生労働省も、家庭での食中毒予防として、生の肉や魚を切った包丁やまな板は「洗ってから熱湯をかける」ことが大切としています。また、使用後の調理器具は洗剤と流水でよく洗ったうえで、熱湯や次亜塩素酸ナトリウム製剤(台所用漂白剤)などを使って消毒することを勧めています。
今回の実験でも、洗浄に加えて熱や塩素系漂白剤による除菌を組み合わせることで、高い除菌効果が確認されました。さらに、肉用と野菜用でまな板を使い分けることや、洗浄・消毒後は十分に乾燥させることも重要とされています。
食中毒予防の基本は、原因となる菌を「つけない・増やさない・やっつける」ことです。気温や湿度が高い夏は、毎日使うまな板の洗浄や除菌方法を見直し、食中毒を防ぎましょう。
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その結果、最も高い除菌効果が確認されたのは、「塩素系漂白剤につけ置きする」と「洗浄後に沸騰したお湯に浸す」方法でした。
「特に効果が高かったのは(1)と(4)で、いずれも残った菌数は10分の1以下になりました。(2)の塩素系漂白剤をスプレーする方法も菌数は減少しましたが、まな板の場所によって除菌効果にむらが見られました。塩素系漂白剤を使う場合は、スプレーよりもつけ置きがおすすめです。
また、(5)のように沸騰したお湯をかけるだけでは十分な除菌効果は得られませんでした。『熱湯をかければそれだけで大丈夫』というわけではなく、洗浄したうえで、まな板全体が熱湯に十分触れるように処理することが重要です。
(3)のアルコールスプレーは、(1)や(4)に比べると効果にばらつきがありましたが、短時間で手軽に除菌したい場合には便利な方法です。その場合は、使用前にまな板へ十分に噴霧しておくとよいでしょう」(エフコープ生活協同組合)
厚生労働省も、家庭での食中毒予防として、生の肉や魚を切った包丁やまな板は「洗ってから熱湯をかける」ことが大切としています。また、使用後の調理器具は洗剤と流水でよく洗ったうえで、熱湯や次亜塩素酸ナトリウム製剤(台所用漂白剤)などを使って消毒することを勧めています。
今回の実験でも、洗浄に加えて熱や塩素系漂白剤による除菌を組み合わせることで、高い除菌効果が確認されました。さらに、肉用と野菜用でまな板を使い分けることや、洗浄・消毒後は十分に乾燥させることも重要とされています。
食中毒予防の基本は、原因となる菌を「つけない・増やさない・やっつける」ことです。気温や湿度が高い夏は、毎日使うまな板の洗浄や除菌方法を見直し、食中毒を防ぎましょう。
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