日向と日陰でこんなに違う!? “体感温度”から考える夏の暑さ対策
気温は同じでも場所によって“暑さ”は大きく変わる!?
近年は地球温暖化やヒートアイランド現象の影響により、都市部の暑さがひどくなっています。ただ、街中にいて厳しい暑さを感じるところと、比較的涼しく感じるところがあります。
環境省が真夏の正午に街路で歩行者が受ける熱量を計算した例では、幅の広い東西方向の道路の北側歩道で歩行者が受ける熱量が最も高くなったといいます。これは、東西道路は夏の日射を長時間受けて路面などが高温になり、日射に加えて路面や壁面からの照り返しも強くなるためです。
実際に、大きな道路と建物に囲まれた歩道は暑く、すぐ近くの街路樹の日陰や壁面緑化の近くでは涼しく感じた経験はないでしょうか。
人が感じる“暑さ”とは、気温の高低だけではありません。気温に加え、湿度や日射、風の強さ、路面や壁面からの照り返し(赤外放射)など、さまざまな要素が組み合わさって決まります。
では、こうした条件によって、日向と日陰ではどのくらい暑さに違いがあるのでしょうか。
環境省が真夏の正午に街路で歩行者が受ける熱量を計算した例では、幅の広い東西方向の道路の北側歩道で歩行者が受ける熱量が最も高くなったといいます。これは、東西道路は夏の日射を長時間受けて路面などが高温になり、日射に加えて路面や壁面からの照り返しも強くなるためです。
実際に、大きな道路と建物に囲まれた歩道は暑く、すぐ近くの街路樹の日陰や壁面緑化の近くでは涼しく感じた経験はないでしょうか。
人が感じる“暑さ”とは、気温の高低だけではありません。気温に加え、湿度や日射、風の強さ、路面や壁面からの照り返し(赤外放射)など、さまざまな要素が組み合わさって決まります。
では、こうした条件によって、日向と日陰ではどのくらい暑さに違いがあるのでしょうか。
日向と日陰、なぜこんなに暑さが違う?
まず、日射を遮るものがないと、人は直接日射を受けて暑さを感じます。日射によって熱せられた路面や建物の壁面からの赤外放射によっても暑く感じます。さらに、風通しが悪ければ熱がこもりやすくなり、体感温度はさらに上がります。
環境省が夏の東京都心部の街区を対象に行った試算では、気温が同じでも、日陰では日向に比べて体感温度が約7℃低くなるとされています。これは、頭上からの日射だけでなく、路面からの赤外放射も大幅に減るためです。
はじめに紹介した暑い街路の例も、東西方向の道路が夏の日射を長時間受けて路面が高温になり、日射と路面・壁面からの赤外放射の影響で、北側の歩道や交差点付近の歩行者が強い暑さを感じやすくなったためです。
一方、逆の条件が揃いやすいのが夕方の川辺です。日射が弱くなり、川面の冷たさや比較的強い川風によって、気温はそれほど下がっていなくても涼しく感じやすくなります。
環境省が夏の東京都心部の街区を対象に行った試算では、気温が同じでも、日陰では日向に比べて体感温度が約7℃低くなるとされています。これは、頭上からの日射だけでなく、路面からの赤外放射も大幅に減るためです。
はじめに紹介した暑い街路の例も、東西方向の道路が夏の日射を長時間受けて路面が高温になり、日射と路面・壁面からの赤外放射の影響で、北側の歩道や交差点付近の歩行者が強い暑さを感じやすくなったためです。
一方、逆の条件が揃いやすいのが夕方の川辺です。日射が弱くなり、川面の冷たさや比較的強い川風によって、気温はそれほど下がっていなくても涼しく感じやすくなります。
涼しい場所を探すには
夏の街中でも涼しい場所とは、日射しが街路樹のような大きな木や日よけで遮られている場所、周囲の壁や地面の高温化が抑えられ、緑や水などによって冷やされている場所、風通しがよいところです。
ちなみに、熱中症対策に使われる「暑さ指数(WBGT)」も、気温だけでなく、湿度や日射、地面などから受ける熱(放射熱)を考慮して算出される指標です。人が実際に感じる暑さを反映しているため、運動や作業だけでなく、日常生活でも参考になります。
厳しい暑さが続く今、気温だけでなく日射や風通しなど「体感温度」を左右する要素にも目を向け、日陰や風通しのよい場所を上手に選びながら熱中症を防ぎましょう。また、指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)や、暑さ対策の協力施設となっているコンビニ、郵便局、薬局なども、涼める場所として上手に活用したいですね。
参考資料
環境省「まちなかの暑さ対策ガイドライン_令和4年度部分改訂版」、同「まちなかを涼しくしよう!」
ちなみに、熱中症対策に使われる「暑さ指数(WBGT)」も、気温だけでなく、湿度や日射、地面などから受ける熱(放射熱)を考慮して算出される指標です。人が実際に感じる暑さを反映しているため、運動や作業だけでなく、日常生活でも参考になります。
厳しい暑さが続く今、気温だけでなく日射や風通しなど「体感温度」を左右する要素にも目を向け、日陰や風通しのよい場所を上手に選びながら熱中症を防ぎましょう。また、指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)や、暑さ対策の協力施設となっているコンビニ、郵便局、薬局なども、涼める場所として上手に活用したいですね。
参考資料
環境省「まちなかの暑さ対策ガイドライン_令和4年度部分改訂版」、同「まちなかを涼しくしよう!」
シェアする
お天気ニュース
各エリアの天気予報
アクセスランキング
アメダスランキング
気温
降水量
風
湿度
順位
地点
観測値
お天気ニュース
- 天気メニュー
- レーダーコンテンツ
- 防災・減災メニュー
- 自然・季節・レジャー情報
- 便利なメニュー



