夏の車内の衛生状態を調査! 飲みかけのペットボトル飲料の菌数はどうなる?
飲みかけの飲料は6時間後から変化
エフコープ商品検査センター「りんご館」では、夏の車内の衛生状態を調べるため、飲みかけのペットボトル飲料の菌数と、車内の場所ごとの汚れを調査しました。
まず、口をつけて飲んだ麦茶とミルクコーヒーを、夏の車内を想定した40℃の環境に置き、時間の経過による菌数の変化を調べました。
麦茶、ミルクコーヒーともに、口をつけた直後から菌が検出され、6時間ほど経過すると増え始めました。なかでもミルクコーヒーは、9時間後以降、菌数が大きく増加しました。
「ミルクコーヒーには糖質など、菌が増殖する際に利用しやすい成分が含まれています。そのため、麦茶よりも菌が増えやすかったと考えられます。
一方、口をつけた後すぐに冷蔵保存したものでは、24時間経過しても菌数に大きな変化は見られませんでした。
このことから、保存温度によって菌の増え方が大きく異なることがわかりました。
飲み物は一度口をつけたら、夏の車内に置きっぱなしにせず、冷蔵庫などで保管してできるだけ早く飲み切りましょう。長時間のドライブでは、クーラーボックスや保冷バッグを利用して低温に保つことも大切です」(松田さん)
まず、口をつけて飲んだ麦茶とミルクコーヒーを、夏の車内を想定した40℃の環境に置き、時間の経過による菌数の変化を調べました。
麦茶、ミルクコーヒーともに、口をつけた直後から菌が検出され、6時間ほど経過すると増え始めました。なかでもミルクコーヒーは、9時間後以降、菌数が大きく増加しました。
「ミルクコーヒーには糖質など、菌が増殖する際に利用しやすい成分が含まれています。そのため、麦茶よりも菌が増えやすかったと考えられます。
一方、口をつけた後すぐに冷蔵保存したものでは、24時間経過しても菌数に大きな変化は見られませんでした。
このことから、保存温度によって菌の増え方が大きく異なることがわかりました。
飲み物は一度口をつけたら、夏の車内に置きっぱなしにせず、冷蔵庫などで保管してできるだけ早く飲み切りましょう。長時間のドライブでは、クーラーボックスや保冷バッグを利用して低温に保つことも大切です」(松田さん)
車内で特に汚れやすいのはハンドル
次に、車内の場所ごとの衛生状態を調べるため、3台の車について、よく手が触れる6か所(ハンドル、内側ドアノブ、シフトレバーのノブ、シートベルト、カーナビ、サイドブレーキレバー)の汚れを、ATP拭き取り検査(食品の残りや手あかなどに含まれる有機物を数値化し、清潔さの目安とする方法)で測定しました。
「3台に共通して最も高い数値を示したのがハンドルでした。そのほか、シフトレバーのノブやシートベルト、サイドブレーキレバー(無装備車を除く)でも比較的高い数値が確認されました。
ハンドルは運転中、長時間にわたって繰り返し触れるところであるため、手汗や皮脂だけでなく、車内で飲食した際の細かな食べ物の汚れなども付きやすかったと考えられます。
シフトレバーやサイドブレーキも、手でしっかり握って操作するため、同じように汚れが蓄積しやすい結果になりました。見た目に汚れていなくても、手が触れる回数の多い部分ほど定期的な清掃を心がけることが必要です」(松田さん)
調査では、ハンドルをはじめ、手がよく触れる部分ほど汚れが蓄積しやすいことがわかりました。
「3台に共通して最も高い数値を示したのがハンドルでした。そのほか、シフトレバーのノブやシートベルト、サイドブレーキレバー(無装備車を除く)でも比較的高い数値が確認されました。
ハンドルは運転中、長時間にわたって繰り返し触れるところであるため、手汗や皮脂だけでなく、車内で飲食した際の細かな食べ物の汚れなども付きやすかったと考えられます。
シフトレバーやサイドブレーキも、手でしっかり握って操作するため、同じように汚れが蓄積しやすい結果になりました。見た目に汚れていなくても、手が触れる回数の多い部分ほど定期的な清掃を心がけることが必要です」(松田さん)
調査では、ハンドルをはじめ、手がよく触れる部分ほど汚れが蓄積しやすいことがわかりました。
薄めた中性洗剤で汚れが大幅に減少
こうした車内の汚れを効果的に落とす方法について伺いました。
「汚れを効果的に落とすには、界面活性剤を含む中性洗剤を水で薄めて拭き掃除するのがおすすめです。そこで、調査した車のうち、数値が高かった3か所について、清掃前と清掃後にATP拭き取り検査を行いました。
その結果、3か所すべてで数値が大幅に低下し、拭き掃除によって付着していた汚れをしっかり取り除けることが確認されました。
掃除をする際は、薄めた中性洗剤を車内へ直接吹きかけるのではなく、やわらかい布やタオルに含ませてから拭き取ります。その後、水拭きして洗剤分を残さないようにするのがポイントです。
ただし、車種や内装の素材によっては、洗剤やアルコールで変色したり、表面が傷んだりする可能性があります。あらかじめ自動車メーカーの取扱説明書を確認し、目立たない場所で試してから使用すると安心です。
また、車内汚れを少なくするには、車内で飲食する前後に、できれば石けんで手を洗い、手洗いが難しい場合には、手指用のウェットティッシュを活用するのがおすすめです。
夏の車内は高温になりやすく、口をつけた飲み物に入った菌も増えやすい環境です。飲み物を放置しないことに加え、ハンドルなど手がよく触れる場所を定期的に掃除して、夏の車内を清潔で快適な状態に保ちましょう。
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「汚れを効果的に落とすには、界面活性剤を含む中性洗剤を水で薄めて拭き掃除するのがおすすめです。そこで、調査した車のうち、数値が高かった3か所について、清掃前と清掃後にATP拭き取り検査を行いました。
その結果、3か所すべてで数値が大幅に低下し、拭き掃除によって付着していた汚れをしっかり取り除けることが確認されました。
掃除をする際は、薄めた中性洗剤を車内へ直接吹きかけるのではなく、やわらかい布やタオルに含ませてから拭き取ります。その後、水拭きして洗剤分を残さないようにするのがポイントです。
ただし、車種や内装の素材によっては、洗剤やアルコールで変色したり、表面が傷んだりする可能性があります。あらかじめ自動車メーカーの取扱説明書を確認し、目立たない場所で試してから使用すると安心です。
また、車内汚れを少なくするには、車内で飲食する前後に、できれば石けんで手を洗い、手洗いが難しい場合には、手指用のウェットティッシュを活用するのがおすすめです。
夏の車内は高温になりやすく、口をつけた飲み物に入った菌も増えやすい環境です。飲み物を放置しないことに加え、ハンドルなど手がよく触れる場所を定期的に掃除して、夏の車内を清潔で快適な状態に保ちましょう。
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