南米チリで大雨による被害 来週前半にかけて断続的な強雨のおそれ

2026-07-18 13:08 ウェザーニュース

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南米のチリでは太平洋から近づいてきた前線の影響で大雨となっています。大雨に加えて沿岸部を高波が襲い、大きな被害に見舞われました。来週前半にかけて断続的に強雨が続く見通しで、引き続き警戒が必要です。

7月1か月分の雨量を上回る

現地時間の16日(木)、活発な前線が太平洋からチリに接近し、各地で雨が強まりました。暖かく湿った空気が東から流れ込んだことで雨雲が発達し、一部では24時間で100mm以上の雨を観測しています。

首都サンティアゴの西の沿岸に位置するロデリリョでは16日(木)の雨量が108.7mmを観測し、日雨量としては過去4番目の多さです。サンティアゴでも17日(金)は50mm以上の雨を観測し、7月1か月分の平年雨量を1日で上回りました。

また、強い西寄りの風が吹き付けた影響で沿岸部には高波も押し寄せています。大雨や高波などの荒天によって浸水や建物の倒壊などが発生して、すでに3人の死者が報告されました。
チリの雨雲レーダーをアプリで見るチリの雨雲レーダー

来週にかけて断続的に強雨

前線が通過したあとも西寄りの湿った風が吹き付ける影響でアンデス山脈の西側の地域を中心に雨雲が発達しやすく、断続的に強い雨が降る見込みです。

その後は一旦、雨の落ち着くタイミングがあるものの、来週にかけて新たな気圧の谷が進んでくる見通しで、雨の強まりやすい状況が続くとみられます。

気象当局は大雨に関する警報を発表し、引き続き激しい雨に警戒を続けるよう呼びかけています。
チリ周辺の警報の状況をアプリで見るチリ周辺の警報の状況

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