熱中症による救急搬送者
前週の約3.3倍に増加 発生場所は「住居」が最多

2026-07-17 11:00 ウェザーニュース

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総務省消防庁は7月14日(火)、2026年7月6日~12日の熱中症による救急搬送者数を発表しました。

この1週間に全国で熱中症により救急搬送された人は4,580人で、前週から約3.3倍増加しました。ただ、前年同期(9,330人)と比べると半数程度にとどまっています。

最も多い発生場所は「住居」

この期間で搬送者数が最も多かったのは7月12日(日)で、1,025人が救急搬送されました。

当日は西日本を中心に気温が上昇し、全国3地点で38℃以上を観測。35℃以上の猛暑日地点は70地点を超え、今年最多となりました。

また、この期間には全国50地点で、熱中症の危険度が最も高い「危険(WBGT31以上)」となる日もあり、厳しい暑さが救急搬送者の増加につながったと考えられます(環境省16日公表資料を参考)。

発生場所別では、「住居」が最も多く、次いで「道路」「公衆(屋外)」の順となりました。年齢別では65歳以上の高齢者が過半数を占めています。

この先は、湿った空気の影響で梅雨明けした西日本を含めて雲が広がりやすい日が続く見込みです。気温は高めで、湿度も高い状態が続くため、熱中症のリスクは引き続き高いとみられます。

屋内でもエアコンを適切に使用し、こまめな水分・塩分補給を心がけるなど、万全な熱中症対策を続けてください。
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熱中症予防のポイント

・暑さを避ける
・こまめな水分補給
・急に暑くなる日に注意
・暑さに備えた体づくり
・各人の体力や体調を考慮
・集団活動の場ではお互いに配慮
・暑さ指数の測定値などを把握

日常生活では、からだ(体調、暑さへの慣れ等)への配慮と行動の工夫(暑さを避ける、活動の強さ、活動の時期と持続時間)、および住まいと衣服の工夫が必要です。屋外では帽子や日傘を使う、水分をこまめに摂取する、日中の暑さを避けて活動する、といった基本的なことが大切です。また、室内で発症することも多いので、冷房を適切に使うなど、油断しないようにしましょう。

熱中症のサインとは?

表は代表的な熱中症の症状です。このような症状が見られたら、すぐに涼しい屋内や日陰などに移動して体を冷やし、水分を摂るようにしてください。

重症度Ⅲ度の場合は、一刻も早く救急車を呼ぶ必要があります。

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。

熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。
熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認
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出典
環境省HP、総務省消防庁HP、環境省 熱中症環境保健マニュアル

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