ポイント
・飛散量:全国飛散量は昨年・平年比で増、北日本の一部や甲信では過去10年で最多の飛散量に
・飛散の特徴:寒暖の変化でエリアによって飛散時期に差異、北日本は飛散開始が早く本格飛散も長期化
・症状報告:例年より早い段階から症状が出始め、「つらい」期間が長期化
・飛散の特徴:寒暖の変化でエリアによって飛散時期に差異、北日本は飛散開始が早く本格飛散も長期化
・症状報告:例年より早い段階から症状が出始め、「つらい」期間が長期化
飛散量:北日本の一部や甲信では過去10年で最多の飛散量に
ウェザーニューズ独自の花粉観測機「ポールンロボ」が観測した 2026 年春の花粉飛散量は、全国平均で昨年比133%、平年(※1)比145%となり、昨年・平年比ともにやや多くなりました。
ただ、飛散量の傾向はエリアによって差が大きくなっています。北日本は昨年・平年比ともに非常に多くなり、中でも青森県、岩手県、山形県では過去10年で最も多い飛散量となりました。
東日本は昨年比で多く、平年比でやや多くなりました。山梨県、長野県では過去10年で最も多い飛散量となりました。
西日本は昨年・平年比ともに並となりましたが、西に行くほど飛散量は少なくなる傾向でした。
ただ、飛散量の傾向はエリアによって差が大きくなっています。北日本は昨年・平年比ともに非常に多くなり、中でも青森県、岩手県、山形県では過去10年で最も多い飛散量となりました。
東日本は昨年比で多く、平年比でやや多くなりました。山梨県、長野県では過去10年で最も多い飛散量となりました。
西日本は昨年・平年比ともに並となりましたが、西に行くほど飛散量は少なくなる傾向でした。
(※1)花粉飛散の平年:過去10年間(2016~2025年)の平均
飛散時期:寒暖の変化でエリアによって飛散時期に差異
2026年の花粉飛散時期の特徴は寒暖の変化により、エリアによって飛散開始や本格飛散開始のタイミングに差異が出たことです。
2月前半の寒波の影響で、西日本や東日本の飛散開始は平年より遅くなりました。
西日本では平均で5日、東日本では3日遅くなったとみています。ただ、その後の昇温の影響により、本格飛散開始のタイミングは概ね平年並となり、飛散開始から一気に本格飛散開始に至りました。
西日本では平均で5日、東日本では3日遅くなったとみています。ただ、その後の昇温の影響により、本格飛散開始のタイミングは概ね平年並となり、飛散開始から一気に本格飛散開始に至りました。
北日本は飛散開始が早く本格飛散も長期化
花粉症の症状:東日本と北日本で「つらい」割合が増加
2026年の花粉症の症状のつらさについて、スマホアプリ「ウェザーニュース」に寄せられた症状報告を分析しました(※2)。
その結果、花粉症の症状が「つらい」と感じた人の割合は33%となり、昨年の30%から3ポイント増加しました。
地域別では、東日本と北日本で「つらい」と感じた人の割合が昨年を上回りました。特に花粉の飛散量が非常に多くなった東北北部では、その傾向が顕著にみられました。
一方、中国・四国や九州では飛散量が昨年や平年を下回ったことから、「つらい」と感じた人の割合も5ポイント前後減少しています。
その結果、花粉症の症状が「つらい」と感じた人の割合は33%となり、昨年の30%から3ポイント増加しました。
地域別では、東日本と北日本で「つらい」と感じた人の割合が昨年を上回りました。特に花粉の飛散量が非常に多くなった東北北部では、その傾向が顕著にみられました。
一方、中国・四国や九州では飛散量が昨年や平年を下回ったことから、「つらい」と感じた人の割合も5ポイント前後減少しています。
症状の出始めが早く「つらい」期間が長期化
花粉症の症状が出始めた時期について調査したところ(※3)、「例年通り」と回答した人が55%で最も多く、次いで「早かった」が37%、「遅かった」が8%となりました。
2025年と比べると、「早かった」は5ポイント増加しており、今年は昨年や例年よりも早い段階で症状を感じた人が多かったことがわかります。
背景には、この冬から春先にかけての気温変化が影響したとみられます。1月下旬から2月上旬にかけて寒波に見舞われた一方、その後は気温が上昇し、スギ花粉の飛散が一気に本格化しました。
飛散開始から本格飛散までの期間が短かったことが、例年や昨年より早く症状を感じた人の増加につながったと考えられます。
2025年と比べると、「早かった」は5ポイント増加しており、今年は昨年や例年よりも早い段階で症状を感じた人が多かったことがわかります。
背景には、この冬から春先にかけての気温変化が影響したとみられます。1月下旬から2月上旬にかけて寒波に見舞われた一方、その後は気温が上昇し、スギ花粉の飛散が一気に本格化しました。
飛散開始から本格飛散までの期間が短かったことが、例年や昨年より早く症状を感じた人の増加につながったと考えられます。
このことから、2026年の花粉シーズンは「症状が出始めるのが早く、シーズン終盤までつらい」と感じた人が多かったと言えそうです。
なお、2027年春の花粉飛散傾向は10月頃に発表予定です。
ウェザーニュース 花粉観測状況・飛散予想
なお、2027年春の花粉飛散傾向は10月頃に発表予定です。
ウェザーニュース 花粉観測状況・飛散予想
※2 症状がつらい人の割合:スマホアプリ「ウェザーニュース」の『花粉飛散情報』に2026年2月1日~5月31日に花粉症のユーザーから寄せられた症状報告(延べ255,707通)のうち、「非常につらい」「つらい」の回答を合計し、割合で表示。
※3 スマホアプリ「ウェザーニュース」で「今年の花粉症、症状が出た時期はどう?」と質問し(選択肢:「早かった」「例年通り」「遅かった」「花粉症ではない」)、『花粉症ではない』を除いて集計(調査日:2026年3月31日、回答数:8,302、有効回答数:5,445)
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