実は今が「日の出が一番早い」時期 夏至よりも早いのはなぜ?

2026-06-14 05:00 ウェザーニュース

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今年は6月21日に二十四節気「夏至」を迎えます。夏至といえば、一年で最も昼の時間が長くなる日で、一年で太陽が最も空高くまで昇る日です。

しかし、夏至の日の昼の長さが一番長いからといって、日の出時刻が最も早く、日の入り時刻が最も遅くなる日が夏至というわけではありません。

実は日の出時刻が最も早いのは、夏至よりも前の今の時期なのです。

日の出は夏至の少し前が最も早く、日の入りは夏至の少し後が最も遅い

昼間の時間はまだこれから長くなるのに、日の出が最も早いのは今の時期というのはどういうことでしょうか。

まず日の出の時刻を見ていくと、早春から初夏にかけてはわりと速いペースで早くなっていき、夏至の数日前に早さのピークを迎え、その後はゆっくりと遅くなっていくことがわかります。

一方、日の入りの時刻を見ていくと、冬から夏至の頃にかけてゆっくりと遅くなっていき、夏至の数日後に遅さのピークを迎え、その後は晩秋にかけてわりと速いペースで早くなっていくことがわかります。

そして、日の出の早さのピークと日の入りの遅さのピークの間の、日の出と日の入りがともにゆっくりと遅くなる時期に昼間の長さ(日の出から日の入りまで)が最も長い夏至の日が存在します。

なぜ夜明けと日没でピーク日の差がでる?

ちなみに冬場も同様で、冬至の半月ほど前の時期に日の入りが最も早いピークの日を迎え、日の出が最も遅いピークの日は年明け後にやってきます。

このようにピーク日がずれるのは、地球が太陽のまわりを回る面(公転面)に対して自転の軸が傾いていることや、太陽のまわりを回る軌道(公転軌道)が真円形でないことなどが理由です。

日の出が最も早い日と日の入りが最も遅い日は、南へ行くほど差が大きくなり、北海道付近では夏至から5日ほどしかずれませんが、沖縄付近では10日ほどずれます。とはいえ、一日で数秒の差なので、実際に私達が違いを感じることは難しそうです。

一方、「初夏は日に日にどんどん日の出が早くなる」「晩秋は日に日にどんどん日の入りが早くなる」という日ごとの変化は、実感できる方も多いかもしれません。

早起きは三文の得

昼間は暑さを感じる日も増えてきましたが、朝早い時間はまだそれほど気温が上がらず過ごしやすい時期でもあります。

夜が明けるのが最も早くなるこの頃、少し早起きをして身の回りのことをいつもより早い時間から進めてみるのも良いかもしれません。
日の出入り時刻を見る ウェザーニュース 星空Ch.
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