桜の健康診断結果 全国的に前年より悪化し健康度は過去最低に
ウェザーニュースでは毎年、美しい姿で私たちを楽しませてくれる桜を見守り、桜を大切にする気持ちを広く育むことを目的として「桜の健康診断」を実施しています。
ウェザーニュースアプリのユーザーに6つの調査項目に回答してもらいました。その結果から健康度を指数化し「優良(+)」から「生育不良(-)」の12段階で判定しています。
2013年からの全国平均の桜の健康度は年々悪化傾向のなかで、2025年は前年より改善が見られましたが、2026年は過去最低ランクとなりました。
◆「桜の健康診断」の概要
・エリア:46都道府県(沖縄除く)
・調査期間:2/13~6/1
・参加人数:4,935人
・質問項目:6つ(「日当たり」、「樹形」、「花の咲き方」、「幹の状態」、「樹皮の状態」、「花数」)
ウェザーニュースアプリのユーザーに6つの調査項目に回答してもらいました。その結果から健康度を指数化し「優良(+)」から「生育不良(-)」の12段階で判定しています。
2013年からの全国平均の桜の健康度は年々悪化傾向のなかで、2025年は前年より改善が見られましたが、2026年は過去最低ランクとなりました。
◆「桜の健康診断」の概要
・エリア:46都道府県(沖縄除く)
・調査期間:2/13~6/1
・参加人数:4,935人
・質問項目:6つ(「日当たり」、「樹形」、「花の咲き方」、「幹の状態」、「樹皮の状態」、「花数」)
桜の健康度 全国平均
都道府県ごとの桜の健康度の平均値
1.「日当たり」に注目
2.「樹形」に注目
3.「花の咲き方」に注目
4.「幹の状態」に注目
5.「樹皮の状態」に注目
樹皮の状態について、「生き生きしていて光沢がある/盛り上がるような部分があり、縦に割れている」「傷などほとんどない」「苔などが残っていたり、樹皮がはがれてカサカサしている」「苔に覆われた部分が多い。または、樹皮の損傷が激しい」の4項目から選択してもらいました。
集計の結果、今年の6項目の中で最も悪化が目立った項目でした。「生き生きしていて光沢がある」の割合が20%(前年比-1ポイント)と過去最低を更新し、「傷などほとんどない」も46%(前年比-4ポイント)と大幅に低下。一方で「苔などが残っていたり、樹皮がはがれてカサカサしている」の割合が27%と過去最多を更新しました。2011年には42%あった「生き生きしている」の割合が、15年間で20%にまで半減しており、桜の樹皮の状態悪化が深刻になっています。
苔はあまり害にならないといわれますが、樹皮がはがれてカサカサしていたり損傷が激しい場合、土の中の通気性が悪く、桜の生長が止まっている可能性があります。
集計の結果、今年の6項目の中で最も悪化が目立った項目でした。「生き生きしていて光沢がある」の割合が20%(前年比-1ポイント)と過去最低を更新し、「傷などほとんどない」も46%(前年比-4ポイント)と大幅に低下。一方で「苔などが残っていたり、樹皮がはがれてカサカサしている」の割合が27%と過去最多を更新しました。2011年には42%あった「生き生きしている」の割合が、15年間で20%にまで半減しており、桜の樹皮の状態悪化が深刻になっています。
苔はあまり害にならないといわれますが、樹皮がはがれてカサカサしていたり損傷が激しい場合、土の中の通気性が悪く、桜の生長が止まっている可能性があります。
6.「花数」に注目
樹木医 和田博幸さんは結果をどうみる
「「桜の健康診断」に全国から約5千人の方に参加いただき、その関心の高さがうかがえます。
健康度は2024年、2025年と改善が見られましたが、今年は悪化に転じてしまいました。6つの質問項目全般においても悪化傾向にあり、残念な結果になりました。
桜は日当たりを好む木で、日当たりのいい場所でよく育ちます。日当たりについては大きな問題はなさそうなのですが、開花状態に関する項目の花の咲き方や花数が悪化傾向にあるのは、昨年は梅雨時に雨が少なかったり、夏の気温が上昇したりなど、桜が花芽を形成する時期に気象の変化があり、このことが花数の減少に影響したのではないかと推測しています。
樹形や幹の状態、樹皮の状態は、桜の樹勢に関する項目です。これらの悪化傾向がとても気になります。
この傾向がこのまま続くと、花数にも影響すると思われます。やがては満開の状況が変化して、花数が少なくなることも考えられます。
これからも環境や気象の変化と桜の状況を関連付けながら、観察を続けていただきたいと思います。」(和田さん)
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健康度は2024年、2025年と改善が見られましたが、今年は悪化に転じてしまいました。6つの質問項目全般においても悪化傾向にあり、残念な結果になりました。
桜は日当たりを好む木で、日当たりのいい場所でよく育ちます。日当たりについては大きな問題はなさそうなのですが、開花状態に関する項目の花の咲き方や花数が悪化傾向にあるのは、昨年は梅雨時に雨が少なかったり、夏の気温が上昇したりなど、桜が花芽を形成する時期に気象の変化があり、このことが花数の減少に影響したのではないかと推測しています。
樹形や幹の状態、樹皮の状態は、桜の樹勢に関する項目です。これらの悪化傾向がとても気になります。
この傾向がこのまま続くと、花数にも影響すると思われます。やがては満開の状況が変化して、花数が少なくなることも考えられます。
これからも環境や気象の変化と桜の状況を関連付けながら、観察を続けていただきたいと思います。」(和田さん)
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