台風6号(チャンミー) 各地に大雨もたらす 東京でも6月観測史上最多雨量
台風6号の発生から消滅までの推移
5月27日(水)、台風6号(チャンミー)はカロリン諸島近海で発生しました。発生後は北西に進みながら勢力を強め、6月1日(月)夜には暴風域を伴って沖縄本島に最接近・直撃。翌2日(火)には奄美地方に最接近し、種子島の北を通過して九州の南東に達しました。
その後も東北東に進んで6月3日(水)4時半ごろ、和歌山県南部に上陸しています。これは1951年の統計開始以来、4番目に早い日本本土への上陸記録です。上陸後も太平洋沿岸を東北東に進み、九州・四国・近畿・東海・関東甲信に大雨や暴風をもたらしながら、同日21時に関東の東で温帯低気圧に変わりました。
その後も東北東に進んで6月3日(水)4時半ごろ、和歌山県南部に上陸しています。これは1951年の統計開始以来、4番目に早い日本本土への上陸記録です。上陸後も太平洋沿岸を東北東に進み、九州・四国・近畿・東海・関東甲信に大雨や暴風をもたらしながら、同日21時に関東の東で温帯低気圧に変わりました。
沖縄本島を直撃 最大瞬間風速40メートル超
台風6号は6月1日(月)夜に暴風域を伴って沖縄本島に直撃しました。うるま市・宮城島では最大瞬間風速40.6m/s、那覇市でも37.9m/sを観測するなど、島内各地で激しい暴風が吹き荒れました。
今回は台風の中心から離れた地域に活発な雨雲が広がったことが特徴です。台風の最接近よりも早いタイミングで雨風のピークを迎えています。特に風による影響が大きく、一時3万戸以上が停電に見舞われました。
また、那覇・宮古・石垣の各空港では発着便がすべて欠航し、沖縄本島の路線バスやゆいレールも運休するなど、交通機関にも大きな影響が出ています。
関連記事「台風6号(チャンミー)が沖縄・那覇市に最接近」
今回は台風の中心から離れた地域に活発な雨雲が広がったことが特徴です。台風の最接近よりも早いタイミングで雨風のピークを迎えています。特に風による影響が大きく、一時3万戸以上が停電に見舞われました。
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太平洋側に集中した雨量
台風6号は和歌山上陸後、本州の太平洋南岸をほぼ東進する進路をたどりました。このような進み方をする台風では、台風の東側にあたる太平洋側地域で雨量が大幅に増加する傾向があります。台風本体が持ち込む暖湿気流が山地の斜面にぶつかって強制的に上昇し、四国・紀伊半島・伊豆半島などでは6月としては記録的な大雨を観測した地点も出ました。
また、気象庁は徳島県南部・和歌山県南部・静岡県伊豆・神奈川県東部では線状降水帯が形成されたと発表しています。大雨によって河川の増水が相次ぎ和歌山県古座川では一部で川の水が堤防を越える「越水」が発生しました。
関連記事「和歌山県串本町にレベル5氾濫特別警報」
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関東都市部に雨が集中 東京・横浜で6月観測史上最多雨量
3日(水)の午前中は、通勤・通学時間帯と重なる形で関東地方に接近し、雨と風のピークを迎えました。
東京都心では激しい雨が降り続き、12時間降水量が172.5ミリに達しました。これは6月の観測史上最多記録を更新するもので、6月1か月分の降水量に相当する150ミリ超の雨がわずか数時間で降りました。横浜でも6月の観測史上1位となる雨量を観測しています。
今回の台風では東京23区から神奈川県東部にかけて、関東で最も雨が多くなりました。
関連記事「東京都 目黒川が氾濫のおそれ」
東京都心では激しい雨が降り続き、12時間降水量が172.5ミリに達しました。これは6月の観測史上最多記録を更新するもので、6月1か月分の降水量に相当する150ミリ超の雨がわずか数時間で降りました。横浜でも6月の観測史上1位となる雨量を観測しています。
今回の台風では東京23区から神奈川県東部にかけて、関東で最も雨が多くなりました。
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関東都市部でこれほどの雨量が集中した背景には、複数の要因が重なりました。台風が南岸を東進した際、進行方向右側(東側)にあたる関東では湿った空気の流れ込みが特に活発になります。
加えて、北東風と北風が収束することによるシアーラインが形成され、さらに小さな低気圧も解析されました。この東京都心や横浜市などといった都市部に雨が集中したと考えられます。
都内を流れる都市河川の目黒川・神田川・善福寺川・野川・仙川には「レベル4氾濫危険情報」が発表され、神奈川県・千葉県・東京都の各地に大雨危険警報や土砂災害危険警報が相次いで出されました。
関連記事「懸念された通勤への影響と実態」
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新たな熱帯低気圧が週末に日本の南を通過予想
今回の台風6号は梅雨前線が停滞していたこともあり、風よりも雨の影響が大きいことが特徴でした。
4日(木)には南シナ海で新たな熱帯低気圧が発生し、6日(土)に沖縄の北、7日(日)は九州の南まで北上する見込みです。
その後は台風6号と同じように本州の太平洋沿岸に沿って、東北東に進むとみられます。西日本、東日本の太平洋側は再び大雨となる心配がありますので、今後の情報に注意をしてください。
今日・明日〜2週間先までの週間天気予報今日・明日〜2週間先までの週間天気予報
4日(木)には南シナ海で新たな熱帯低気圧が発生し、6日(土)に沖縄の北、7日(日)は九州の南まで北上する見込みです。
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