【台風直撃から梅雨入りへ 激動の1週間】ウェザーニュース for business 振り返り(2026/6/1〜6/7)

2026-06-08 06:59 ウェザーニュース

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6月1日(月)〜7日(日)は、台風6号(チャンミー)が沖縄を直撃し、和歌山県に上陸した1週間となりました。
沖縄から関東まで広い範囲に記録的な大雨をもたらし、東京では6月の観測史上最多雨量を観測。週後半には九州北部・中国・近畿・東海・関東甲信が梅雨入りを迎えました。
ウェザーニュース for businessのコンテンツとともに振り返ります。

台風6号(チャンミー)が暴風域を伴って沖縄本島を直撃

6月1日(月)夜、台風6号(チャンミー)が暴風域を伴って沖縄本島を直撃しました。うるま市・宮城島ではアメダスで最大瞬間風速40.6m/sを、那覇市でも37.9m/sを記録するなど、島内各地で激しい暴風が吹き荒れました。

台風の接近に伴い一時3万戸以上が停電に見舞われ、那覇・宮古・石垣の各空港では発着便がすべて欠航となりました。
那覇市では路線バスやゆいレールも運休し、交通全般に大きな支障が生じました。

ウェザーニュース for businessでは面的に風の状況を把握できる他、ダッシュボードで台風進路予測に基づいて暴風域や強風域に入るエリアや拠点を見ることができ、事前の対策を考慮することに役立てていただいています。

和歌山県に上陸、統計史上4番目の早さ 大雨と氾濫が各地で発生

6月3日(水)4時半頃、台風6号(チャンミー)が和歌山県南部に上陸しました。6月の上陸としては1951年の統計開始以来4番目に早い記録です。

台風は九州・四国・紀伊半島に沿って東北東に進み、各地に記録的な大雨をもたらしました。三重県尾鷲市では24時間降水量が500mmを超えました。気象庁は徳島県南部・和歌山県南部・静岡県伊豆・神奈川県東部で線状降水帯が形成されたと発表しました。

和歌山県串本町・古座川町には最高警戒レベルのレベル5氾濫特別警報が発表され、古座川では越水による氾濫が発生しました。古座川町の一部には「緊急安全確保」の避難情報が発令され、10を超える地区・計1,000世帯以上が対象となりました。

ウェザーニュース for business内の「線状降水帯・豪雨リスク」コンテンツで気象庁の解析やウェザーニューズ独自の解析を見て危険な雨の降っているところを確認し、リスクを正しく認識することができます。

通勤ラッシュと重なった大雨 東京・横浜で6月観測史上最多雨量、都市河川に氾濫危険情報

6月3日(水)の朝、台風6号(チャンミー)が関東に接近し、通勤・通学の時間帯と雨のピークが重なりました。

東京都心では12時間降水量が172.5mmに達し、6月の観測史上最多記録を更新しました。6月1か月分の平均降水量(約150mm)に相当する雨量が数時間で降ったことになります。

横浜でも6月の観測史上最多雨量を記録しました。目黒川・神田川・善福寺川・野川・仙川など都内を流れる都市河川に「レベル4氾濫危険情報」が相次いで発表され、東京都内や神奈川県・千葉県各地で大雨危険警報や土砂災害危険警報も発令されました。

JR東日本では中央線・東海道線・湘南新宿ライン・成田エクスプレスなどで運転取りやめや折り返し運転が相次ぎ、首都圏の移動に大きな影響が出ました。

参考:首都圏での行動変容について
台風6号接近で2人に1人がリモートや休業など行動変容に(ウェザーニュース)

九州北部・中国・近畿・東海・関東甲信が梅雨入り 台風シーズン本番へ向けた備えを

6月4日(木)、気象台は九州北部(山口県を含む)・中国・近畿地方の梅雨入りを発表しました。いずれも平年並みで、昨年より2週間以上遅い梅雨入りとなりました。
また、6月7日(日)、気象庁は東海地方と関東甲信地方の梅雨入りを発表しました。
東海地方では平年より1日遅く、関東甲信地方では平年と同日の梅雨入りです。平年よりかなり早かった昨年と比べると、東海では21日遅く、関東甲信では16日遅くなっています。
台風の影響で雨の多い1週間となった後、正式に本格的な雨の季節が始まりました。

台風シーズンも本格化します。ウェザーニュースは2026年の台風発生数を28個前後と予想しており、日本に接近する台風も平年より多い14個程度になる見込みです。今年はシーズン後半に「スーパーエルニーニョ」に発展する可能性もあり、強い台風が接近するおそれがあります。

台風6号(チャンミー)では、交通・物流・人の移動への影響が沖縄から関東まで広範囲に及んだことが改めて示されました。来たる台風シーズンに向けて、ウェザーニュース for businessをご利用いただき早めの気象情報収集と柔軟な行動判断の体制を整えておくことが重要です。

関連記事:今年の台風発生数は28個前後 日本に接近する台風も平年より多い予想(ウェザーニュース)

【気候変動番組】100年天気予報

毎週違った角度から、“未来の気候”に迫る専門番組「100年天気予報」。6月5日(金)に放送した第49回目のテーマは「気候変動でカビ毒リスクが高まる?」

今、地球温暖化の影響によって、私たちの住環境や食卓に「ある意外な変化」が起き始めています。
6月5日は、地球の未来をみんなで考える「世界環境デー」。

今回の『100年天気予報』では、2026年のテーマである気候変動へのアクション(Climate action)に注目し、私たちの毎日の暮らしに深く関わる【気候変動とカビのリスク】について、気象データをもとに紐解いていきます。

今回の見どころ
・国際機関が鳴らすアラート: 気候変動によって、私たちの健康リスクはどう変わる?
・毎日の食卓に潜む盲点: 平均的な食事から見えてきた、知っておくべき最新の調査結果
・日本全国の気象データを分析: 札幌から福岡まで、カビが喜ぶ気候へシフトしている決定的な証拠
・主食の生産現場で起きていること: お米や小麦の収量を左右するカビ菌の影響と、これからの課題
・今日からできる Climate action: 家族の安心を守るために、キッチンで実践したい「食材保存のひと手間」



» 動画一覧はこちら(YouTube)
» 将来の気候変動リスクに関するお問い合わせはこちら

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