★2026年6月の天体イベント★
5つの惑星に注目!惑星同士や月との接近も

2026-06-02 05:00 ウェザーニュース

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6月は日の入り後の西の空で木星・金星・水星が輝き、日の出前の東の空には土星と火星も見ることができます。惑星同士や惑星と月の接近も楽しめるため、晴れた日は空に注目です。

木星と金星が接近

6月は日の入り後の西の空で、ふたご座の近くに「宵の明星の金星・木星・水星」を見ることができます。

金星はマイナス4.0等からマイナス4.1等、木星はマイナス1.8等からマイナス1.9等、水星は1.1等からマイナス0.5等(6月1日~23日)の明るさで輝いて存在感を放つため、晴れた日の帰り道は西の空に注目です。

6月9日(火)頃には金星と木星が最接近します。2度未満まで近づく大接近となり、非常に明るい金星と木星が隣り合う姿は必見です。

▼9日(火)に沈む時刻(東京)
金星 21:35 木星 21:29 水星 20:43

月が土星と火星に接近

6月は深夜になると「土星」が、未明には「火星」が東の空から昇ってきます。土星は0.9等から0.8等、火星は1.3等から1.4等の明るさで、夜空の中で明るく輝きます。

6月10日(水)から11(木)にかけては細い月が土星と、13日(土)にはさらに細くなった月が火星と近づきます。火星は低空に見えるため、東の方角が開けたところから、細い月を頼りに探してみてください。

▼昇る時刻(東京)
11日(木) 土星 1:05 火星 2:31 月 0:57
13日(土) 土星 0:57 火星 2:28 月 2:07

水星が東方最大離角

6月16日(火)に「水星」が「東方最大離角(※)」を迎えます。日の入り後の西の空で、水星が普段よりも見やすくなって観測チャンスです。

水星は5月31日(日)から6月23日(火)にかけて、日の入り30分後の高度が10度を超えます。水星としては好条件で、夕方に見える水星としては2026年で最も高い位置に昇ります。晴れてた日は、西の方角が開けた所から水星を探してみてください。

日の入り後の西の空では「木星」と「金星」も明るく輝きます。日毎に見える位置が少しずつ変わっていくため、位置関係の変化にも注目です。

▼16日(火)に沈む時刻(東京)
水星 20:42 金星 21:36 木星 21:07

(※)東方最大離角
地球から見て内惑星が太陽の東側に最も離れる現象のことです。
地球の内側を公転する水星は、見かけ上では太陽から大きく離れることがなく、日の入り後の西の空か、日の出前の東の空にしか見えません。太陽から最も離れる最大離角の際は、一般的には普段よりも空高くに昇るため観測チャンスとなります。

月が水星・木星・金星に接近

6月は日の入り後の西の空で木星・金星・水星が輝き、16日(火)から18日(木)には細い月も加わってさらに賑わいます。幻想的な細い月と明るい惑星が近づく様子は見物です。

6月16日(火)には、東方最大離角を迎えた0.5等の水星と、月齢1の非常に細い月が接近します。また、17日(水)には月齢2の三日月がマイナス1.8等の木星に近づき、18日(木)には月齢3の細い月がマイナス4等の金星に接近します。

18日(木)には、空の高い所から順に月・金星・木星・水星が斜めに並ぶ様子を見ることができるため注目です。

空の低い位置に見えるため、西北西の方角が開けた所からお楽しみください。

▼沈む時刻(東京)
16日(火) 水星 20:42 金星 21:36 木星 21:07
17日(水) 水星 20:41 金星 21:36 木星 21:03
18日(木) 水星 20:39 金星 21:35 木星 21:00

水星と木星が接近

6月は日の入り後の西の空で、「木星」の見える位置が段々と下がってきます。中旬から下旬には木星が「水星」と近づき、25日(木)頃には4度未満まで近づいて最接近となります。

水星は木星より暗く、高度が低いため、木星を目印にすると探しやすくなりそうです。

日の入り45分後の高度は10度未満とかなり低いため、西北西の方角が開けた所から接近の様子をお楽しみください。

▼沈む時刻(東京)
25日(木) 水星 20:20 木星 20:38 金星 21:33

6月の満月、アメリカでは“Strawberry Moon”

農事暦における満月の呼び方
6月の月は、30日(火)8時57分頃に満月の瞬間を迎えます。

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは6月の満月を「ストロベリームーン(Strawberry Moon/苺月)」と呼ぶことがあるそうです。

実際に月がイチゴのような色に見えるわけではありません。昇りたてのお月さまはイチゴのように赤っぽい色に見えますが、これはこの時期特有のことではなく、夕焼けが赤く見えるのと同じ原理です。

出典・参考
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
アストロアーツ「星空ガイド」 https://www.astroarts.co.jp/
The Old Farmers' Almanac
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