熱湯NGのお茶もある? 知っておきたい、おいしい“お茶の適温”

2026-05-23 05:10 ウェザーニュース

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5月は新茶の季節。この時季に摘(つ)まれる一番茶は、やわらかな香りと旨みが特徴で、「八十八夜のお茶を飲むと長生きする」とも言われています。

ウェザーニュースでは、緑茶を飲む頻度についてアンケート調査を実施しました。結果をみると、「ほぼ毎日」と回答した人の割合が最も多く、半数近くを占めました。続いて「たまに」が37%、「ほとんど飲まない」は15%にとどまり、多くの人にとって緑茶が身近な飲み物であることがうかがえます。
こうした人気を集める緑茶ですが、実はお茶の種類によって“おいしく淹(い)れるための温度”が異なることをご存じでしょうか。同じ緑茶でも、温度によって香りや甘み、渋みの感じ方が大きく変わるため、淹れ方ひとつで味わいが変化するといいます。

詳しい話を、大森由美子さんに伺いました。

お茶の味は“水”でも変わる

水道水は一度沸騰させてから使うのがおすすめ
お茶の味わいは、茶葉だけでなく“水”によっても変わるといいます。

「お茶をおいしく淹れるには、まず水が重要です。特に関係するのが、水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量を示す『硬度』です。

一般的に、お茶にはミネラル分の少ない“軟水”が向いているとされ、日本の水道水の多くは軟水に分類されます。ただし地域差もあり、関東の一部ではやや硬度が高めの地域もあります。

また、水道水には塩素が含まれるため、一度沸騰させてから使うと、お茶本来の風味を引き出しやすくなります」(大森さん)

お茶ごとに“適温”が違う

「お茶をおいしく淹れるうえで、最も重要なのがお湯の温度です。

お茶に含まれるアミノ酸は低めの温度でも抽出されやすく、旨みや甘みにつながります。一方、渋みや苦みのもとになるカテキンは80℃以上、カフェインは90℃以上になると抽出されてきます。
そのため、低温で淹れると旨みや甘みが引き立ち、高温で淹れると香りや渋みが際立つすっきりした味わいになります」(大森さん)

お茶の種類によって適した温度は異なり、玉露は50〜60℃ほどの低温、煎茶は70〜80℃、番茶は80〜100℃、ほうじ茶や玄米茶は90〜100℃程度が目安だそうです。

「玉露は低温でじっくり淹れることで、旨みが際立ちます。一方、ほうじ茶や玄米茶は熱湯を使うことで香ばしさを引き出せます」(大森さん)

抽出時間も味を左右

「抽出時間も大切です。玉露は2分〜2分半ほどかけてゆっくり淹れます。煎茶は1分程度が目安ですが、渋みや苦みも楽しみたい場合は少し長めでも良いでしょう。

また、暑い時季には水出し茶もおすすめです。水でじっくり抽出すると、甘みや旨みが引き立ち、苦みや渋みが抑えられるため、飲みやすくなります」(大森さん)

これからは熱中症が懸念される季節です。水分補給を兼ねて、日本茶のおいしさを“適温”で楽しんでみてはいかがでしょうか。
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