4月の夏日が急増!? 「暑さに慣れる前」の熱中症対策5選
近年は4月の夏日が急激に増加
地球温暖化の影響が世界的に指摘される中で、日本でも気温の上昇傾向が続いており、季節ごとの気温の底上げが進んでいるとされています。
気象庁の観測によると、日本の平均気温は変動を繰り返しながらも上昇傾向にあり、100年あたり4月は1.40℃、5月は1.73℃、6月は1.44℃の割合で上昇しています。
また、東京の4月の平均気温と夏日日数の推移を見ても、長期的な気温上昇が確認できます。1926〜1955年の30年平均では12.87℃だったのに対し、直近30年(1996〜2025年)では14.96℃と、約2℃以上上昇しています。
これに伴い、かつてはほとんど見られなかった夏日(最高気温25℃以上の日)も、近年は観測される年が急激に増加しています。春の段階から夏のような暑さが現れている傾向が読み取れます。
気象庁の観測によると、日本の平均気温は変動を繰り返しながらも上昇傾向にあり、100年あたり4月は1.40℃、5月は1.73℃、6月は1.44℃の割合で上昇しています。
また、東京の4月の平均気温と夏日日数の推移を見ても、長期的な気温上昇が確認できます。1926〜1955年の30年平均では12.87℃だったのに対し、直近30年(1996〜2025年)では14.96℃と、約2℃以上上昇しています。
これに伴い、かつてはほとんど見られなかった夏日(最高気温25℃以上の日)も、近年は観測される年が急激に増加しています。春の段階から夏のような暑さが現れている傾向が読み取れます。
こうした変化は、体が暑さに慣れる前に気温が上がるリスクを示しているといえるでしょう。
そこで、日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター科長の山口順子先生に、熱中症予防のポイントと「今すぐ実践できる熱中症対策の具体的なアクション5選」を伺いました。
そこで、日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター科長の山口順子先生に、熱中症予防のポイントと「今すぐ実践できる熱中症対策の具体的なアクション5選」を伺いました。
体が暑さに慣れていない時期は熱中症に要注意
以前は4月といえばまだ気温も安定しており、熱中症を強く意識する必要はあまりありませんでした。しかし近年は、気温が上がる時期が早まり、体が暑さに慣れる前に高温の日を迎えるケースが増えています。
では、暑さに慣れる前に気温が上がると、どのようなリスクがあるのでしょうか。
では、暑さに慣れる前に気温が上がると、どのようなリスクがあるのでしょうか。
「人間の体は暑さを感じると汗をかいて体の熱を逃がそうとしますが、暑さに慣れていない段階ではこの働きが十分ではなく、熱をうまく放散できない傾向があります。
さらに、気温が高い日は湿度も高くなることが多く、汗が蒸発しにくくなるため、体温調節がうまくいかず、体内に熱がこもりやすくなります。その結果、熱中症のリスクが高まってしまうのです。
今年も4月から夏日が見られるように、この時期はすでに注意が必要な季節に変わりつつあります。早い段階から、具体的な対策を実践することが重要です」(山口先生)
さらに、気温が高い日は湿度も高くなることが多く、汗が蒸発しにくくなるため、体温調節がうまくいかず、体内に熱がこもりやすくなります。その結果、熱中症のリスクが高まってしまうのです。
今年も4月から夏日が見られるように、この時期はすでに注意が必要な季節に変わりつつあります。早い段階から、具体的な対策を実践することが重要です」(山口先生)
今すぐできる熱中症対策5選
(1)こまめな水分補給
のどが渇く前に水分を摂るのが基本です。暑さで汗をかいたら水だけでなく、スポーツドリンクやみそ汁などで、塩分補給も欠かさず行ってください。
朝食で水分・塩分・エネルギーを同時に補給するようメニューに気を遣うことも、暑熱順化に効果的です。
(2)体を暑さに慣らす
ウォーキングやストレッチなど軽い運動を少しずつ行うようにしましょう。
早足でのウォーキングや軽いジョギングなど『やや暑い環境』で『ややきつい』と感じる程度の運動を、毎日30分ほど続けると暑熱順化に効果があります。
ただし、直射日光下などの暑い環境に体をさらすことは厳禁です。入浴で軽く汗をかくのも効果的です。こちらもいきなり熱い湯に浸かったりサウナに入ったりなど、暑い環境に入らないことが重要になります。
のどが渇く前に水分を摂るのが基本です。暑さで汗をかいたら水だけでなく、スポーツドリンクやみそ汁などで、塩分補給も欠かさず行ってください。
朝食で水分・塩分・エネルギーを同時に補給するようメニューに気を遣うことも、暑熱順化に効果的です。
(2)体を暑さに慣らす
ウォーキングやストレッチなど軽い運動を少しずつ行うようにしましょう。
早足でのウォーキングや軽いジョギングなど『やや暑い環境』で『ややきつい』と感じる程度の運動を、毎日30分ほど続けると暑熱順化に効果があります。
ただし、直射日光下などの暑い環境に体をさらすことは厳禁です。入浴で軽く汗をかくのも効果的です。こちらもいきなり熱い湯に浸かったりサウナに入ったりなど、暑い環境に入らないことが重要になります。
(3)服装を工夫する
暑い日には綿や吸湿性・速乾性のある服を選ぶようにしましょう。外出時は帽子や日傘で直射日光を避けるよう心がけてください。
この時期は朝晩と昼間の寒暖差が激しい日も多いので、着脱のしやすい上着などを用意しておくのもいいでしょう。
暑い日には綿や吸湿性・速乾性のある服を選ぶようにしましょう。外出時は帽子や日傘で直射日光を避けるよう心がけてください。
この時期は朝晩と昼間の寒暖差が激しい日も多いので、着脱のしやすい上着などを用意しておくのもいいでしょう。
(4)天気予報をチェックする
外出の前に、必ずテレビやインターネットで気温・湿度・紫外線の情報を確認してから計画を立てるようにしてください。特に夏日や真夏日が予想される日は激しい運動を控えるなど、できる限りの注意が必要です。
外出の前に、必ずテレビやインターネットで気温・湿度・紫外線の情報を確認してから計画を立てるようにしてください。特に夏日や真夏日が予想される日は激しい運動を控えるなど、できる限りの注意が必要です。
(5)体調の変化に早く気づく
めまい、だるさ、頭痛、筋肉のけいれんなどは、熱中症の初期症状です。外出の際に少しでも体に異変を感じたら、日陰や冷房の効いた建物内など涼しい場所で休息を取ってください。
「春でも気温が急上昇する日があります。朝の時点で気温が低いからと油断せず、熱中症対策を講じてください」(山口先生)
以前より気温が上がりやすい傾向が続いているため、体が暑さに慣れていない時期ほど注意が必要です。
今後も気温の高い日が増えることが予想される中で、熱中症予防のためにも日々の天気や体調に合わせて早めに対策をとるようにしましょう。
めまい、だるさ、頭痛、筋肉のけいれんなどは、熱中症の初期症状です。外出の際に少しでも体に異変を感じたら、日陰や冷房の効いた建物内など涼しい場所で休息を取ってください。
「春でも気温が急上昇する日があります。朝の時点で気温が低いからと油断せず、熱中症対策を講じてください」(山口先生)
以前より気温が上がりやすい傾向が続いているため、体が暑さに慣れていない時期ほど注意が必要です。
今後も気温の高い日が増えることが予想される中で、熱中症予防のためにも日々の天気や体調に合わせて早めに対策をとるようにしましょう。
温暖化の影響は私たちの生活にも大きな変化をもたらす可能性があります。ウェザーニュースでは、気象情報会社の立場から地球温暖化対策に取り組むとともに、さまざまな情報をわかりやすく解説し、みなさんと一緒に地球の未来を考えていきます。まずは気候変動について知るところから、一緒に取り組んでいきましょう。
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