北日本を中心に大量飛散 西・東日本のヒノキ本格飛散は4月中旬まで

2026-04-08 12:00 ウェザーニュース

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ウェザーニュースが発表した花粉の最新見解によると、現在は九州から東北にかけてスギ・ヒノキ花粉の飛散が続いています。ただ、九州南部ではピークを越え、シーズンは終盤に差しかかっています。

本格的な花粉の飛散は九州北部から関東では4月中旬ごろまで、東北では4月下旬ごろまで続く見込みです。

2025年春と比較すると、3月までのスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、甲信や北陸、東北北部で大幅に増加した一方、西日本では全体的に減少しています。

■ポイント■

・特徴:飛散開始は遅れるも、2月下旬の高温で急速に飛散エリア拡大、飛散量も急増
・飛散量:秋田県は前年比14.2倍、東京も前年比で約2倍に
・症状:前年比で飛散量が大きく増加した東北を中心に「つらい」

【現在の飛散状況】
九州北部から関東はヒノキ花粉が本格飛散、東北はスギ花粉がピーク

現在、九州から東北ではスギ・ヒノキの花粉が飛散しています。

九州北部から関東ではヒノキ花粉が本格的に飛散していますが、九州南部では本格的な飛散が終わり、シーズンは終盤を迎えています。

北陸の一部や長野県では、スギ花粉からヒノキ花粉へ移行し始めていて、東北ではスギ花粉の本格的な飛散が続いている状況です。

北海道のシラカバ花粉はまだ飛散が始まっていません。

【今後の飛散予想】
本格的な花粉飛散は西日本・東日本では4月中旬まで

<スギ・ヒノキ花粉>
今後は九州から関東では4月中旬までヒノキ花粉の本格的な飛散が続く予想です。

北陸や東北南部ではスギ花粉が減少し、まもなくヒノキ花粉の飛散量が上回る見込みです。スギ花粉に比べて総飛散量は少なくなりますが、4月下旬まで本格的な飛散が続く予想です。

東北北部ではスギ花粉の本格的な飛散が続き、4月下旬まで注意が必要です。

<シラカバ花粉>
北海道ではこれからシラカバ花粉のシーズンを迎え、4月中旬以降に各地で飛び始めます。

本格的な飛散は道南・道央で4月下旬から5月上旬、道北・道東では5月上旬から中旬で、ちょうどゴールデンウィークと重なる見通しです。5月下旬には飛散量は少なくなる見込みです。
今何飛んでる?花粉カレンダー

【今シーズンの特徴】
飛散開始は遅れるも、2月下旬の高温で急速に飛散エリア拡大、飛散量も急増

今冬は1月から2月にかけて気温の変動が大きく、スギ花粉の飛散開始時期に影響を与えました。

1月下旬以降は強い寒気の影響で気温が平年を下回る日が多くなりましたが、2月中旬に寒さが和らぐと、中国や東海、関東でスギ花粉の飛散が始まりました。

その後は気温が平年を上回る日が続いたことで飛散開始のエリアが急速に拡大し、2月下旬までに九州から東北北部の全域でスギ花粉の飛散が始まりました。

並行して本格飛散のエリアが拡大し、3月上旬までに九州から東北北部の全域で本格的な飛散が開始しました。

飛散開始の時期は、2月上旬までの低温の影響で西日本は平年より約5日、東日本で約3日遅くなりました。

一方、2月下旬の高温の影響により、東北では平年より約6日早く飛散が始まりました。

2月中旬に中国や東海、関東で飛散が開始してから10日足らずで東北北部まで飛散開始のエリアが急拡大しました。

飛散開始から本格飛散までの期間が短くなったことも特徴的で、平年がおよそ1週間であるのに対し、今年は平均3日程度と短く、約3割の府県で翌日に本格飛散となりました。

花粉症の症状の発症時期も前年より「早かった」回答が増加

飛散時期による花粉症の発症時期への影響を調べるため、スマホアプリ「ウェザーニュース」で調査(※)を実施したところ、「例年通り」と答えた人が最も多く55%、次いで「早かった」が37%、「遅かった」が8%でした。

2025年と比べると、「早かった」は5ポイント、「例年通り」2ポイント増加し、「遅かった」は7ポイント減少しました。

今年は北日本や北陸、甲信を中心に本格飛散が前年・平年よりも早かったこともあり、症状が出始める時期も早まったのではないかと考えられます。

※スマホアプリ「ウェザーニュース」にて「今年の花粉症、症状が出た時期はどう?」と質問し(選択肢:“早かった”“例年通り”“遅かった”“花粉症ではない”)、“花粉症ではない”の回答を除いて集計(調査日:2026年3月31日、回答数:8,302)。

秋田県は前年比14.2倍、東京も前年比で約2倍に

ウェザーニューズ独自の花粉観測機「ポールンロボ」による観測では、2026年2月1日から3月31日までの全国の花粉飛散量は前年同時期の116%となりました。

東日本や東北で前年の飛散量を上回る地域が多く、特に前年の飛散量が少なかった甲信や東北北部で大きく増加しています。

前年の飛散量が極端に少なかった秋田県では、前年比で1424%の大量飛散となりました。

東京都でも、2月28日の記録的な大量飛散の影響で前年比で202%となりました。花粉の本格飛散時期であったことに加えて、気温の上昇や風が強まったことが要因と考えられます。

一方、2025年の飛散量が多かった西日本では、飛散量が前年を下回る地域が多くなっています。

花粉症が「つらい」と感じる人は東北を中心に増加

花粉症の症状のつらさはどうだったのか、スマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザーから寄せられた症状報告を集計しました(※2)。

症状がつらいと感じた人の割合を2025年と比較すると、飛散量が比較的抑えられた九州や中国・四国ではやや減少しました。

一方、東北を中心に増加が目立ち、東北北部では13ポイント、東北南部でも5ポイント以上増加しています。北陸や長野県でも同様に増加し、前年よりも症状のつらさを感じた人が多くなりました。

東海や関東・山梨県では増加幅は小さく、微増にとどまりましたが、広い範囲で前年よりもつらさを感じる人が増えています。

地域によって花粉の飛散量や気象条件に差はあるものの、全体としては花粉症の方にとって症状が出やすく、厳しさを感じる春となったようです。

※2 スマホアプリ「ウェザーニュース」の「花粉飛散情報」において、2026年2月1日~3月31日に花粉症のユーザーから寄せられた症状報告(のべ85,232通)のうち、“とてもつらい”“つらい”の回答を合計し、割合で表示
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