アメリカ中部で竜巻被害 前線通過で大気の状態が不安定に

2026-03-09 06:25 ウェザーニュース

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現地時間の6日(金)〜7日(土)にかけてアメリカ中部から東部を活発な前線が通過しました。大気の状態が不安定になって竜巻(トルネード)が発生し、大きな被害が出ています。

最も規模が大きな竜巻はEF3の強さ

6日(金)から7日(土)はアメリカ中部を中心に荒天に見舞われ、特にオクラホマ州やミシガン州では竜巻(トルネード)に襲われました。

アメリカ海洋大気庁の機関であるStorm Prediction Centerに寄せられたトルネードの報告は6日(金)に22件に達しています。建物などの被害が相次ぎ、亡くなった方もいる状況です。

最も規模が大きなものは、竜巻の強さを示すEFスケール(改良藤田スケール)で、6段階のうち強い方から3番目に当たるEF3に達し、瞬間的には70m/s近い突風が吹いたとみられています。
レーダー 衛星雲画像モードをアプリで見るレーダー 衛星雲画像モード

寒気と暖気がぶつかり大気の状態が不安定に

現地時間7日(土)朝の衛星画像を見ると、五大湖周辺から南西方向に発達した雲の帯が伸びている様子がわかります。

前線に伴う雨雲で北西側には上空5500m付近で−24℃以下の寒気が南下している一方、メキシコ湾からは暖かく湿った空気が流れ込むことで大気の状態が不安定になり、雨雲が発達しました。

「スーパーセル」と呼ばれる巨大な積乱雲が発生し、大規模な竜巻(トルネード)につながっています。

前線の雨雲はすでに東に離れましたが、10日(火)頃からは再び大気の状態が不安定になる見通しで、気象当局は注意を呼びかけています。
ウェザーニュース 世界天気サイト

出典・参考
写真:AFP=時事
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