地域によって呼び名が違う!? 小正月の定番行事、「どんど焼き」とは?
どんど焼きの意味、起源、歴史
まず、小正月とはどのような日なのでしょうか。
「小正月は元々、旧暦の正月15日(あるいは14~16日)を指していたようですが、現在では新暦の1月15日が定着しています。大正月(おおしょうがつ)とも呼ばれる1月1~7日の『松の内』の様々な行事を締めくくり、古くは主に家事を担った女性や奉公人たちの家庭的な行事が行われたといいます。
家庭では小豆粥(あずきがゆ)などを食し、旧暦1月16日は『藪入り(やぶいり)』と呼ばれ、商家の丁稚(でっち)や女中さんがお盆の旧暦7月16日と共に実家への帰宅を許された、わずかな休日の一つでもありました」(伊久宮司)
小正月に行われるどんど焼きでは何をして、そこにどんな意味があるのでしょうか。
「どんど焼きはお正月に飾ったしめ縄や飾り物などをお焚き上げする行事です。地域によっては集落内の広場や田んぼ、河川敷などで行われるところもあるとか。
これにはしめ縄や飾り物を目印として新年にお迎えした歳神様を、お焚き上げで生じた煙に乗せてお見送りするという感謝の気持ちが込められています。
どんど焼きの煙や火の粉には歳神様のお力が備わっているとされ、それにあたることで穢(けが)れが祓(はら)われ、無病息災や家内安全、五穀豊穣といった願いがかなうともいわれます。
名前の由来は『どんどん燃える』様子から。あるいは火を燃やす時に『尊と尊と(とうととうと)』と、はやし立てていたのがなまったといった説があります」(伊久宮司)
「小正月は元々、旧暦の正月15日(あるいは14~16日)を指していたようですが、現在では新暦の1月15日が定着しています。大正月(おおしょうがつ)とも呼ばれる1月1~7日の『松の内』の様々な行事を締めくくり、古くは主に家事を担った女性や奉公人たちの家庭的な行事が行われたといいます。
家庭では小豆粥(あずきがゆ)などを食し、旧暦1月16日は『藪入り(やぶいり)』と呼ばれ、商家の丁稚(でっち)や女中さんがお盆の旧暦7月16日と共に実家への帰宅を許された、わずかな休日の一つでもありました」(伊久宮司)
小正月に行われるどんど焼きでは何をして、そこにどんな意味があるのでしょうか。
「どんど焼きはお正月に飾ったしめ縄や飾り物などをお焚き上げする行事です。地域によっては集落内の広場や田んぼ、河川敷などで行われるところもあるとか。
これにはしめ縄や飾り物を目印として新年にお迎えした歳神様を、お焚き上げで生じた煙に乗せてお見送りするという感謝の気持ちが込められています。
どんど焼きの煙や火の粉には歳神様のお力が備わっているとされ、それにあたることで穢(けが)れが祓(はら)われ、無病息災や家内安全、五穀豊穣といった願いがかなうともいわれます。
名前の由来は『どんどん燃える』様子から。あるいは火を燃やす時に『尊と尊と(とうととうと)』と、はやし立てていたのがなまったといった説があります」(伊久宮司)
どんど焼きの折には、前年に頂いたお札やお守りに縁起物なども焚かれますね。
「お札など神社や寺院からの御神札や縁起物は1年間無事で過ごせたことに感謝し、初詣の際に新たな御神札を頂き、小正月に前年お世話になった御神札を感謝を込めてお返しするという意味合いがあります」(伊久宮司)
どんど焼きはいつ頃から始められた行事なのでしょうか。
「どんど焼きの始まりとして一説には、平安時代から室町時代にかけて宮中で行われた『三毬杖(さんぎちょう)』とみられます。『毬杖』とは木製の毬(まり)を杖で打ち合うことをいい、小正月に爆竹を鳴らす中国の行事になぞらえて、3本立てた竹杖に扇を吊るして燃やす祭事となったようです。
三毬杖はのちに『左義長(さぎちょう)』と呼ばれ、旧暦1月15日の夜に正月飾りや授与品を燃やす行事となり、これが庶民にも広がっていきました。
関西や北陸で、どんど焼きを『左義長、左義長祭り』などと呼ぶ地域が多いのは、その名残といえます」(伊久宮司)
「お札など神社や寺院からの御神札や縁起物は1年間無事で過ごせたことに感謝し、初詣の際に新たな御神札を頂き、小正月に前年お世話になった御神札を感謝を込めてお返しするという意味合いがあります」(伊久宮司)
どんど焼きはいつ頃から始められた行事なのでしょうか。
「どんど焼きの始まりとして一説には、平安時代から室町時代にかけて宮中で行われた『三毬杖(さんぎちょう)』とみられます。『毬杖』とは木製の毬(まり)を杖で打ち合うことをいい、小正月に爆竹を鳴らす中国の行事になぞらえて、3本立てた竹杖に扇を吊るして燃やす祭事となったようです。
三毬杖はのちに『左義長(さぎちょう)』と呼ばれ、旧暦1月15日の夜に正月飾りや授与品を燃やす行事となり、これが庶民にも広がっていきました。
関西や北陸で、どんど焼きを『左義長、左義長祭り』などと呼ぶ地域が多いのは、その名残といえます」(伊久宮司)
地域によって呼び方が違う?
ウェザーニュースでお焚き上げ行事の地域ごとの呼び名についてアンケート調査を実施したところ、東日本では「どんど焼き」「どんと焼き」が多く、岡山県や広島県などの中国地方では「とんど焼き」と呼ぶのが主流のようです(期間:2026年1月5日〜6日、集計対象:8,653件)。
関西、北陸の左義長のように、地域によってどんど焼きの呼び名は異なるのでしょうか。
「新潟県では『賽(さい)の神』が多く使われ、山梨県や長野県では『道祖神祭(どうそじんさい)』と呼ばれることもあります。これらは悪霊から村落を護る、境の神や道の神に感謝を捧げる祭事が由来のようです。
九州には『鬼火たき』などと呼ぶ地域も多く、歳神様を送るとともに病気や不作、不幸の原因となるものを『鬼』や『悪霊』のしわざとして捉え、火の力でそれらを追い払うという信仰もあるようです」(伊久宮司)
関西、北陸の左義長のように、地域によってどんど焼きの呼び名は異なるのでしょうか。
「新潟県では『賽(さい)の神』が多く使われ、山梨県や長野県では『道祖神祭(どうそじんさい)』と呼ばれることもあります。これらは悪霊から村落を護る、境の神や道の神に感謝を捧げる祭事が由来のようです。
九州には『鬼火たき』などと呼ぶ地域も多く、歳神様を送るとともに病気や不作、不幸の原因となるものを『鬼』や『悪霊』のしわざとして捉え、火の力でそれらを追い払うという信仰もあるようです」(伊久宮司)
どんど焼きでは何をする?
どんど焼きと共に行われる風習にはどのようなものがありますか。
「どんど焼きの炎で焼いた餅や団子を食べると健康でいられるという伝承があることから、あぶった餅で作った汁粉や雑煮がふるまわれる地域も多いようです。
新潟の賽の神ではスルメをあぶって食します。鹿児島県のサツマイモ、四国のミカンなど、その土地の名産品をあぶって食べる地域もあります」(伊久宮司)
神社や寺院では神事に合わせて多彩なイベントが開かれることも多く、地域内の広場などで行われるどんど焼きは薄れつつある、地域社会の交流の場のひとつでもあります。
今年のどんど焼きでは歳神様への感謝と幸運祈願に加えて、“場の雰囲気”も楽しんでみてはいかがでしょうか。
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「どんど焼きの炎で焼いた餅や団子を食べると健康でいられるという伝承があることから、あぶった餅で作った汁粉や雑煮がふるまわれる地域も多いようです。
新潟の賽の神ではスルメをあぶって食します。鹿児島県のサツマイモ、四国のミカンなど、その土地の名産品をあぶって食べる地域もあります」(伊久宮司)
神社や寺院では神事に合わせて多彩なイベントが開かれることも多く、地域内の広場などで行われるどんど焼きは薄れつつある、地域社会の交流の場のひとつでもあります。
今年のどんど焼きでは歳神様への感謝と幸運祈願に加えて、“場の雰囲気”も楽しんでみてはいかがでしょうか。
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